李客

■概要


 李白の父。蜀(現代の四川省)において商人を生業としたと伝えられるが、本作では商いだけでなく警備運送業「紅衣鏢局」も運営しているものとする。

 縄張りシマを巡って同業者である「壬龍鏢局」と対立している。


 かつて最強と謳われた「江湖三侠」の二番手であり、人呼んで「紅袍賢人こうほうけんじん」。武芸のみならず、知略によって多くの敵を退けたと伝わる。現在は江湖から引退しているが、その腕前は今でも健在。

 得意技は「流花落葉掌りゅうからくようしょう」。そのほか、花鳥風月を表現する名を持つ技をいくつも有している。


 一見落ち着きのある大家の主であるが、李白の父親というだけあって悪戯好きで、敵に対しては容赦ない舌鋒を浴びせる。

 息子である李白とは何やら確執があるらしく、親子仲は悪い。


 蘭香の父親について何か知っている模様。


■登場回


「紅袍賢人」

「太白輝星」

「花好月圓」


■風評


李白「あのクソ親父め、とっととくたばれば良いのじゃ」

元林宗「尊敬できる師伯です。その慮りは私などでは到底測ることなどできません」

桃蘭香「林哥哥をいじめるなんて、酷い奴!」

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