桃蘭香

■概要


 本作の二人目の主人公。胡族の娘。様々な色の布地を曼荼羅のように組み合わせた彩色豊かな衣装を身に着ける。しかしその二の腕部分や膝下部分は大胆に肌を晒しているため、周囲からは痴女か破廉恥な女と見られてしまうことが多い。しかし本人は至って純真無垢な生娘。


 思い込みと妄想癖が激しい、端的に言えば重度の中二病。自宅の倉庫から柳葉刀が出てきたことをきっかけに武芸者となることを志すようになった。

 あまり他人の話は聞かない。

 実家が宿場町の飯店であるため、意外にも料理の腕は上々。


 行く先々で義侠の行いと称して厄災を振り撒くが、その都度名乗る二つ名が変わる。


■登場回


「月影玉兎」

「彩色蘭香」

「妄実邂逅」

「紅袍賢人」


■風評


辛悟「目にも耳にもうるさい女だったな」

元林宗「とても良い子ですよ。何かを食べている間は特に、ええ」

李客「父親によく似ておるわ」

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