ラストシーン~クリスマスの魔法少女たち

GM:最後の戦いを制した皆さん、トナカイのいる広場まで戻ってきました。トナカイは心なしかうれしそうです。

トナカイ(GM):「夢のカケラを取り戻してきてくれたんだね。ありがとう!」

汐:しかし、夢のかけらを返すとはいっていない

ノエル:エ?


こらこら。


汐:冗談冗談www

ノエル:これでみんなにプレゼントを届けられるね

凪:やーりまーしたぁ!

優奈:よかった~これで大丈夫だね!

トナカイ(GM):「うん、ありがとう!これで、みんなにプレゼントを届けられるよ!」

GM:と、ここで汐、1dを振ってみてください。

汐:えっ(目は6)

GM:はい。すると、いつしか空からはピンク色の雪が、静かに降ってきました。

GM:そして。

汐:およよよ?

凪:わあっ……♪

GM:「それじゃみんな、いいクリスマスを!」というトナカイの声の中、視界がホワイトアウトしていき、皆さんは自分の家で目を覚まします。


そして、その日の放課後……。


凪:昨日の夢、何だったんだろう……?

GM:クリスマス当日の放課後。この日のみんなは仲良く下校しているのでした。

GM:そういうわけで、皆さんが仲良く下校していると、静かに雪が降りだしてきます。

凪:雪だよ、汐ちゃん!!しかもピンク色の雪!!

汐:わぁ……!綺麗!

凪:ほらほらほら、みてみて!不思議!

GM:そして、汐の手にひらりと、一つのピンク色の雪の結晶が落ちてきます。そして汐の耳には、あのトナカイの「メリークリスマス!」という声が聞こえてきた気がしたのでした……おしまい♪

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

マジカルガールクエスト・リプレイ『魔法少女とクリスマス』 ひいちゃ @sorato0327

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る