オープニング~イブの魔法少女たち

GM:最初のシーンは、クリスマスイブの放課後の帰り道。皆さんが仲良く下校しているところから始まります。

凪:汐ちゃん、サンタさんに何お願いしたの?私はやっぱり、新しいスカート!

汐:そうだなぁー、私は新しい参考書かな?前に買った問題集は全部解いちゃったし。

凪:もー、そんな固いもの困っちゃうよ!サンタさんには五万円くらいなら一人辺り予算出してくれてるんだから!

汐:でも他に欲しいもの思い浮かばないよー(汗

ノエル:ほしいものかぁ……やっぱり私は売り上げかな?

GM:何の売り上げw

汐:www

ノエル:義父さんがおもちゃ屋さんやってるんだぁ。

凪:女神様が言ってたよ!サンタさんは大人になっても信じる人の元には来てくれるって!私、信じてるから!

優奈:そうだね!私も信じてる!たのしみだね!

汐:そんな非科学的なの信じちゃだめだめ!現実みようよ~

GM:さて、そうして話し合って盛り上がってるところで、皆さん、好きな能力値で成功チェックしてくださいー。目標値は12です。

GM:成功すると、アクト使用できます。

凪:汐ちゃんは女神様が見えないからそんなこと言うのよ!ほら!今も私の手に座ってくれてるのに!

凪:想力で(ファンブル)

汐:知力で(ファンブル)

ノエル:俊敏で(ファンブル)

優奈:敏捷で(ファンブル)


ものの見事に全員ファンブル(笑


GM:誰も成功しなかったw

汐:ダブルファンブルww

ノエル:なんでや!なんでみんなファンブルなん!?

凪:どうして女神様!何で皆信じてくれないの!

GM:では、その後四人はそのままクリスマスについての話をしながら、帰途につくのでした。そして次のシーン、いきますー。

凪:サーンターさーんーーーー!

汐:これ絶対なにかあったやつー!帰宅中になんかあったやつー!


*****


GM:さて、皆さんはそのあと、家に帰って思い思いに過ごした後、布団に入ったわけですが、眠りに入ってふと目が覚めると、なぜか四人は、雪に包まれた公園のような広場に集合していたのでした。

凪:あれ?ここどこ?

汐:つっめたい!え、これ雪?

優奈:あれ……寝ていたはずなのに……?

凪:あ、汐ちゃん。

ノエル:また魔族のしわざなの?!

GM:さらにいうと、なぜか、いつの間にか、魔法少女に変身済みだったりします。四人とも。

汐:んええ

凪:変な格好!

ノエル:アイエェェェェ!!マホウショウジョ!ミンナマホウショウジョナンデ!!

優奈:あ、あれ!?変身しちゃってる!?寝ぼけてたのかな……。

凪:って、私まで!?

汐:変身した記憶なんてないのに……。

GM:さて、ふと見ると、広場の真ん中でトナカイのぬいぐるみみたいな存在が、「あぁ、困った困った、どうしよう」と身もだえしているのが目に入ります。

凪:トナカイだ!

ノエル:あ、ルドルフじゃん。どうしたの?

汐:お知り合いなんですか?

凪:ルドルフっていうの?すっごーい!

トナカイ(GM):「あぁ、いいところに助けが!これも神もといサンタさんの助け!」

GM:いえ、全然知らない人ならぬトナカイですw

ノエル:あかん。

凪:女神様、この人も助けなきゃダメ?

フィーレ(GM):「困った人……じゃなくてトナカイは助けなきゃダメじゃない?それに、助けたら、元の世界に返してくれるかもよ?」

凪:元の世界に私たちを戻してくれるの?じゃあ助けなきゃ!

トナカイ(GM):「ねぇねぇ、君たち、実はとても困ったことがあるんだけど、助けてくれないかい?」

凪:いいよー!

汐:大丈夫ですよ!何をお手伝いしたらよろしいでしょうか?

優奈:困ってるの?いいよ!何したらいいかな!

ノエル:もちろん!それで君が笑顔になるのなら

トナカイ(GM):「ここは子供たちの夢にある世界。サンタさんは、ここから現実のみんなのところに飛んでいくんだ。だけど、数日前、ここにも魔族が攻め込んできて、大切な、子供たちの夢のかけらを奪い去っていっちゃったんだ」

凪:ところでなんでノエルちゃん女神様の方向いて真っ青になってるの?

ノエル:こどもたちの夢はどうなっちゃったの?!

凪:教えてー!

トナカイ(GM):「奴らは、森、泉、村、そしてもう一か所どこかに、それらを隠してる。このままじゃ、サンタさんたちもプレゼントを配りにいけないんだ」

トナカイ(GM):「そりを引くトナカイたちの原動力は、その子供たちの夢のかけらだから」

トナカイ(GM):「だから、君たちには、それを取り返してきてほしいんだ。まずは、わかっている森、泉、村から回ってみて。お願いできるかな?」

ノエル:あいつらは子供たちの夢を使って何をたくらんでるの?!こどもたちから笑顔をうばうって言うんなら、私が絶対にゆるさない!!

汐:私たちに任せてください!皆も大丈夫だよね?

優奈:わかった!任せて!

凪:やろう!

トナカイ(GM):「ありがとう!よろしくお願いするよ!」

GM:ということで、まずはどこからあたりますか?

凪:森に行こっか

汐:とりあえず森かな?

ノエル:森に行こう!一刻も早く

優奈:森に行こう~

汐:じゃあ森へ向かいます

GM:はーい。では森のシーンにいきますー

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