クリスマス
それは透明に見える
こうであれと願われた人
こうではならないと乞われた人
この日は同じものが並ぶ
飽きずに厭きずに繰り返す
カタログに記載された無数のモノさえ
透明なのだ
似たり寄ったりの人たちが
クリスマスは「こうよね」と笑う
強いられていると感じず
世の複数のものと一緒に流れながら
その日を楽しむ、透明なる日
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