俺の青春は○○だった!

黒白赤あお

プロローグ 俺の青春はプロローグからだった!

家の外から鳥の囀りがきこえてくる朝が俺を迎えた。

鳥の囀りに続くように目覚まし時計がなる音が聞こえくる。

俺はベッドから身を起こし、部屋をでる。階段を下りリビングに向かうと、テーブルには朝食が準備されており、紙にちょっとしたメッセージが書いていた。妹からだ。


(お兄ちゃんへ。私今日、日直だから早く家出るね!遅刻しちゃだめだからね!)


俺の妹は、可愛い。シっシスコンではないからな!

俺はリビングで朝食を済ませ、洗面所で顔を洗い歯を磨く。

昨日まではこんな感じに過ごしてはいなかった。

昨日までは10時くらいに起きて1日中ダラダラしていた。

なぜ、朝早く起きて可愛い妹のメッセージを読み、朝食を済ませ、朝の支度をしていたかと言うと、今日は────



────中学校の入学式だからだ。



ちなみに、俺の名前は、紅月 鉄平です。

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