応援コメント

第8話2学期」への応援コメント

  • アドバイスが欲しい、とのことなので、こちらで僭越ながら僕の思ったことをずらっと並べてみます。

     まずは、心情をもっと細かく描写した方がいいと思います。これは僕の私見ですが、青春小説で最も大切なのは「心情」です。この作品では淡々と出来事を流しすぎて、心情も一緒に流れて消えてしまっています。もう少し一つ一つの出来事を掘り下げた方が心情を描く余裕が出るのではないでしょうか。(個人的にこの作品と同じ内容でしっかり掘り下げた長編作品を読みたいです)
     また、ところどころで主人公の心情は垣間見えるのですが、「楽しかった」「~と思った」といったような直接的な表現が多いと感じます。実際生きていて何かしら感情を持つにしても「なぜ」そう思ったのかは考えますし、物語の場合はさらに細かいところまで描写することが求められます。比喩などをうまく使って心情の表現の幅を広げられるとなおいいと、僕は思います(あくまで私見です)。
     そして、これはもう完全に僕の好みですが、青春小説の場合色んな人の想いが交錯すればするほど感動を産むような気がします。なので、僕は青春小説を書く際、「何か大きなトラブルが一つ、もしくは幾つか起こること」「それぞれの想いをちょっとでも露呈させること」を意識しています。その技法の一つが企画の元となった「群像劇」ということになりますね。

    まあざっとこんな感じですが途中途中で書いてますがあくまで僕の個人的な意見なので、ご自身で参考にするか否かはご判断下さい。長文失礼しましたm(_ _)m

    作者からの返信

    早速のアドバイス、ありがとうございます!

    自分でも、「~と思った」という表現は気になっていました。使いたくないというか。諸々の事情でそうなってしまったのですが、やはり読者の方もそう思うんだなあ、と改めて知ることができました。更に、精進していきたいと思います。

    今回、実話というか実際の男の子たちをモデルにしたので(私の作品では初かも)、創造の幅が狭まったかもしれません。今後は更に良い作品を書いて行きたいと思います。

    そして、良かったらまた読んでやってください。よろしくお願いします!ありがとうございました<m(__)m>