第274話　僕の嫁はオークの酋長達……（97）

（私は～？　これで～？　二国の女王～。それも～？　初めて本気で愛したひとの妻になるだけで安易に手に入れることができた～。やはり～？　私のひとの相と星を見て、見抜く力は間違いない～。と、いうか？　群を抜いている～。そう～？　此の国の丞相であるシルフィーよりも～）と。


　比の国の女王ルインは、自身の能力……。


　そう？　他人の相や手相、星を見て当てる能力に対して、更に自身を深め、自画自賛をするのだ。


　彼女の今後の本当のライバルになる可能性がある。自分自身と良く似たタイプの、王に使える女性……。


　そう～？　男王の証であり。勝利者の証明の証である美と時の女神シルフィーへと女王ルインはライバル心を募らせながら王である健太へと甘え続けてゆくのだ。



　◇◇◇◇◇

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