第224話 僕の嫁はオークの酋長達……(47)

 となると?


 比の国の女王ルインの健太(白馬の王子さま)の最初の妻であり。彼が帝王の相と才を持つと悟り。近代日本から中世的なこの世界へと召喚をした──。美と時の女神シルフィーの先見の明は素晴らしいと言わざるしかない。


 ……と、我等も言いたいところなのだが~? 素晴らしいのは~? 美と時の女神シルフィーだけではない~?


 だって~? 美と時の女神シルフィーは~? 自身の夫(主さま)のことを~?

『覇王の相と才がある者……』と称えたのだよ。


 う~ん、でも~? この調子だと~? 健太は~? 王道と言われる奴~?


 そう~? 彼の新しい妃に加わった? ウォークの偉大なるシャーマンでもある比の国の女王ルインの、相手の相を見抜く力……。


『私の健太(白馬の王子さま)は~? 王の相と才がある者だから~。今後は~? 戦を好まない彼は~? 王道を突き進みながら隣国を従える事が可能な男性(ひと)の筈……。だから~? 私はこの健太(ひと)の妃になり~。自身の夢を叶えるのだ~!』と。


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