第220話 僕の嫁はオークの酋長達……(43)

 と、なれば?


 比の国の女王ルインの健太(白馬の王子さま)は驚愕──!


「えぇえええ~! うそ~?」と。


 彼は当たり前の如く驚嘆を吐く──!


 う~ん、でも~? 比の国の女王ルインの健太(白馬の王子さま)は? オークの男女の間に古から伝わる結婚のプロポーズの申し込みと受け入れの儀式……。


 そう~? 遠目から、新婚ホヤホヤ夫婦の二人の様子を見ている我等や、この物語を読み、見ている者達は知っていることなのだが。


 当の本人……?


 比の国の女王ルインに、『自分自身はあなたの妻なのだから~』と、告げられた健太自身は? オーク種族に古くから伝わる結婚の儀式……。


 彼はしきたりなど知らないので、このように驚愕──! 驚嘆を漏らすしかない。


 う~ん、それでも~? 二人の結婚のプロポーズの儀式は?


 健太が比の国の女王ルインの下着を受け取り洗い──。彼女に手渡し。比の国の女王ルインが受け取ったことで結婚は成立したのだから。


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