僕の嫁はオークの酋長！（僕はジャングル王になる！ なるのだ！）

第212話 僕の嫁はオークの酋長達……（35）

　と、なれば？

　健太（白馬の王子さま）は？　高貴な身分……比の国の女王ルインの優艶な容姿を沢山の大衆の目に……。

　そう～？　晒し者にする訳にはいかないから。

（ここでルインさんの下着を洗濯する訳にはいかないから、もっと静かな場所……。人目の全くつかない場所へと移動をしよう……）

　と、彼は思い。決め──！

「ルインさん～！　では～？　もっと奥～！　そう～？　人気の全く無い～。小川があるので～。そちらに今から移動をしましょう～」と。

　比の国の女王ルインの華奢な手を更に握り、優しく……ではなく？

　健太（白馬の王子さま）は？　彼女の華奢な手のひらを男らしく強く握り──！

「あっ、ああん～。はい～。あなた～」

　と、嬉しそうに笑みを浮かべる比の国の女王ルインを強引に引きながら。また二人は仲良……。

　そう～？　また？　恋愛シネマのワンシーンの如く。二人仲良く、人混みの中を駆け抜けていくのだ。

　自分達夫婦二人だけの世界……。甘くて淡い官能的な二人の時間（時）を造るために走り抜けていくのだ。

　と、なれば？

　比の国の女王ルインの幼い頃からの夢と願望……。

　自身が本当に心から愛おしいと思う殿方の妃になること……。

　それが～？　叶うと言うことになる。