第155話 邪な計略……(11)
う~ん、でも~?
これも致し方がないよね~?
健太に洗わせた自分の下着をライが、受け取りにいった時に。彼に妻的に甘える行為の方は一方的におこなった筈なのに。彼女は夫になったばかりの健太に対して、『今日から~。うちは~。あなたの妃だから~。大事にしてね~』と、告げることをしていないし。オークの婚姻のしきたりの方を他の国の女王さまは、王さまへとしっかりとした説明をしないで、自身の国に帰宅をしたのがいけない。
だから~? 女王アイカと一緒で、他の国の女王ライも自業自得~。だと~? 我等は思う。
まあ、とにかく? 健太自身は~? 自分自身が、こんな凄い状態におかれていることに気がついてはいないし。認識をしていないから~。いつもの健太君らしい~。弱気……。直ぐに自分自身が気落ちをするような、マイナス思考しか、思案をできない状態なのだよ。
まあ、彼をここまで、気弱な男(戦士)にしたのは、女王アイカ自身なのだから。彼女がちゃん責任を取り、健太の良い所を引き出し──伸ばしながら。彼に自信の方もつけてやり。王らしい振る舞いができるようにしてやらないといけない筈なのに。彼女自身は、オークの女王や領主……。酋長らしい振る舞い……。
自身の健太(王?)以外のウォン(男性)への気遣い~。心多き女性的な振る舞いしか女王アイカはできないでいるのだよ~。
いくら~、今~? 自身の健太(王)へと不満~。嫉妬心をあらわにしても~。
一人の男性(王)に対して一途な、他の国の女王ライ的な振る舞いではなく~。王や子のいる~。比の国の女王ルイン的な振る舞いしか女王アイカはできないのだよ~。本当に情けない話しなのだが~。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます