妹が可愛いのは当たり前なんだからねっ!

上田 陽叶

第1話

「俺、中堂 朱凛(なかどう しゅり)にはマジで可愛い妹がいる。マジで可愛い妹がいる!マジでかわ…いたっ!?さすがに!叩かなくていいーだろ!」


「お兄ちゃんが同じことを3度も言うからでしょ!は、恥ずかしいじゃん…///それに!全然可愛くないんだからねっ!」


これが、俺の最愛なる妹の中堂 愛朱(なかどう あいす)だ。愛朱は見ての通り、可愛いのだ!可愛すぎて世界救えるんじゃねってぐらいかわいい!それに加え、頭も良くスポーツもできるのだ!

それに比べて、俺と来たら、顔も普通、頭も普通、スポーツもできないわけではないが特に

上手って訳ではない。神様って悲惨だな…


「って。おいおい愛朱、部屋に入るんだったらノックぐらいしてくれよな?俺にもプライベートってもんがあるんだよ」


「え?何いってるの、お兄ちゃん。部屋空いてたから。それに、部屋で一人、大きい声出して、気持ち悪よ?」←引いてる


「ウギャ!?た、頼む、そんな人をゴミのような目で見ないでくれ、、お兄ちゃん傷つくから、」


「あぁ、ごめんね?」


「いや!大丈夫だ!なんか、ゾクゾクしたし!まぁ、許す。そ・の・か・わ・り!『お兄ちゃん♡大好きぃ〜♡』って言ってくれたら許す!」


「えぇ!?絶対やらなきゃダメ?」


「ダメだ。言わないと許さん」


「うぅ//それはそれで嫌だし…///ゴクッ………お、お兄ちゃん///だ、だいす、、っていえるかぁ〜!お兄ちゃんのバカァァァァ!」


バタンッ!


顔を赤くして出て行きやがった…なんてかわいいんだ♡今度絶対言わせてよう!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る