二匹目の子豚さん

 二匹目の子豚さん。


 とっても器用な子豚さん。


 とてよたとてよた、まさかり担いでふらつきながら、あかあお黄色きいろな森に入って行った。


 森に入ってすこ~し行くと、鉄葉ブリキのおじ~さん現れた。

 傍には切り倒された木がゴロゴロ。


「おじ~さん、おじ~さん、この枝、貰っても良~い?」

「枝が欲しけりゃ、仕事をしてくれ」


 えっちら、おっちら、おじ~さんが切り倒した木から、枝を切るお手伝い。


「うんとこどっこいしょ、うんとこどっこいしょ」


 でも、まさかり重くて持ち上がらない。いくら器用でも、力が足らなかったみたい。


「それは危ない。お前さんにはワシが切った枝を集めておくれ」


 おじ~さんも怖くて見てられない。


 集めた枝を積み重ねると、乾いた枝を、たくさんたくさんもらって帰った。

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