一匹目の子豚さん

 ぷんすかぷ~! な子豚さん達。


 子豚さん達集まって、みんなで色々話しあい。どうしよう、あ~しよう、こうしよう、そ~しよう。


 一匹目の子豚さん。


 一番足が早いので、一番遠くに駆け出した。


 駆けて行った先にはキンキラキンにかがやくく畑。


 畑で働く案山子かかしなお爺ちゃんに、「おじ~ちゃん、おじ~ちゃん、ワラタバちょ~だい!」すると「手伝ってくれりゃ、幾らでも持って行っていいぞ」と言ってくれた。


 えっさ、ホイサと手伝って、高く高く、たくさんたくさん、うずたかまれた金色きんいろワラ束もらって担いでた。

 えっさ、ほいさと持って帰って来た。

 だけど一回だけじゃ足らなくて、も~何回か、行ったり来たり。

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