詩集 「風と光と水と」

花言葉

白いシクラメンの花言葉のような 「清純」な君に

恋をしてしまったのは 九月のある日の午後

なぜ 君はそんな目で僕を見つめるの？

ただ一人 途方にくれてただぼくに

君だけが 笑顔をくれたから

愛しさに負けないほどに

白いコスモスの花言葉は 「優美」

星のように 美しいこの花畑で

愛を語るよりも

この花言葉を 君に贈りたい

胡蝶蘭の花言葉のように

「華やかな」君に恋をしてしまったのは

やっぱり 赤い糸のせいなのかな？

なぜ 君と一緒にいると

心が 和むんだろう

生きる希望を 見失ってた僕に

君が 光を与えてくれたから

こみ上げてくる たくさんの想いを

花束のような言葉たちで 綴りたい

胡蝶蘭のもう一つの花言葉は

純粋「幸せが飛んで来る」

愛を語るよりも

本当の気持ちを 君に贈りたい