第302話 劇団姫乃座15

「やりなさいって、オレ!リオの

首を絞めンの?」

 【麻美】役のリオの白く細い

首筋を見た。


「バ~カ!真似よ!真似!!」

 リオが、倒れたまま、応えた。

「ああ、そ~だよねぇ!」

 オレは苦笑した。


《アホか~!ほンまに、リオの

首、絞めたら、ド頭(タマ)、

穴開けたるぞ~!!》

 ナポレオンが突っつく振りを

した。

「うん、わかってるよ。」







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る