第299話 劇団姫乃座13

「そして、咲希は血相を変えて

逃げ出した。」

 【咲希】役の姫乃が逃げる

素振り。


「なるほど………!」

 富田が納得したように頷いた。

「それを隠れて見ていた

【真犯人】が麻美さんの部屋へ

行くと………、服をビリビリに

破かれ、しかも血塗れの

麻美さんが倒れていたンですね。

 富田の言葉に従い、オレは

倒れている【麻美】役のリオを

見下ろした。




 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る