第290話 劇団姫乃座5

「でも、事件の前日、もう一人、

容疑者が出現したの。

ニノマエ君よ!!」

 リオが、指を差した。


「あ!オレ!?」 

 急に、指を差され焦っていた。


「そ!」

 姫乃はニヤッと笑い頷いた。

「事件の前日、ニノッちは、

麻美さんと揉めたンでしょ!」


「あ!ああ……。」

 ニノマエは苦笑した。

「じゃ、それを再現して!!」

 姫乃にリクエストされた。


「再現ッて……!?」

 ニノマエは躊躇していた。



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