第156話
取り敢えず、ヒゲ面おネエの
事情聴取を終えた。
オレたちの後を追うように、
リオたちも店を出て、地上へ
上がった。
「エロ弁護士さん、次は、
どちらへ?」
「そうねぇ……。蟹沢さんって
方かしら……。そちらは、
無駄に美しい警部補さん?」
「こっちも、蟹沢よ。」
「あら、奇遇ねぇ。ホッホホ。」
どちらも、磁石で言えば、
S極らしい。
反発し合うのが、必至のようだ
。
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