第6話 素敵な一夜を過ごす

「いや、あのですねぇ……

 姫が、ナンで、いきなり来るンですか。

 屋敷ウチにィ……!?」

 全く意味不明だ。


「フフン……👄✨💕💕」

 笑顔でオレに唇を近付けてきた。眩暈めまいがするほど甘くて良い匂いだ。

 オレは、ゴクリと生ツバを飲み込んだ。


童貞バージン少年キッドウチで、素敵な一夜を過ごすためじゃン…👄✨☝💕」

 姫乃は、オレの頬を指先で優しく撫でた。

「フゥ~…👄✨💕」

 甘くささやくような吐息を吹き掛けてきた。


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