Believe

「どうか僕を信じてよ」

君は僕に言ったね

信じることが出来たなら

君はまだそばにいた?


いつだって

僕は後入り

居場所さえ

わからなかった


「隣にいていいんだよ」

君が教えてくれた

そんな当たり前のことさえ

僕にはわからない


そんな優しい言葉を

僕にかけないでよ

君は友達なんだと

信じたくなるから





いつだって

僕は邪魔者で

定まった

居場所はなくて


「隣にいていいんだよ」

許可がないと不安で

後入りした居場所だから

いつか消えそうで


「どうか僕を信じてよ」

そう言っていたのに

君は僕の隣から

いつの間にか消えた



ほらねまたね

人が離れる

全部僕が

悪いんでしょ?

あと何回

別れを知れば

僕は人を

信じられるの?



「もっと僕を信じてよ」

君はそう言ってたけど

信じたら別れが辛いって

僕は知ってたよ


「僕は君の味方だよ」

そう言っていたのに

君は僕から離れたね

僕の心に穴を空けて

「もっと僕を信じてよ」

君は僕に言ったね

信じることが出来たなら

君は隣にいたの?

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