銀河三国志13 離陸して富士山まではは約1200kmであり、宇宙空間の飛行なら1数秒もかからないが
銀河三国志13
離陸して富士山まではは約1200kmであり、宇宙空間の飛行なら1数秒もかからないが空気がある場所では、空気抵抗のため高速で走ると空気摩擦で熱を発するのでそんなに高速飛行、
は出来ない、時速3000kmが最大スピードでありおよそ20分の距離なのです、宇宙空間は重力が殆んどないが星には重力があるので機体を浮かせるために反重力装置が必要になって、
くるのです、
反重力にする為にはその物体を-235度にすれば重力が0となるのです、このころの宇宙船は機体の回りがチタトロンという非鉄金属で出来ており、このチタトロンは一旦-235度に冷、
やすとその温度を保つことが出きるのです、チタトロンの回りは特殊な保護カバーで覆われており温度を遮断するので宇宙船の外と内部は通常温度なのです、このチタトロンのお陰、
で重力に反発して空中に浮く事ができるのです、
またエンジンはイオンエンジンであり電気を流すとイオンは発生するが微量しか発生しない、イオン鉱石に電気を流すとイオンを大量に発生し熱を生じるこれによりロケット噴射、
が出来推進するのです、少量で長くイオンを発生するのです、原子炉みたいに放射線を発生しないので安全な動力なのです、元々イオン鉱石は地球には存在しなかつたのですが、
火星で発見され地球にもたらされた為に宇宙船が発達したのです、
その他の星でも沢山発見されこれにより人類が何光年も先の星まで行く事ができるようになり、他の星への移住が2300年ころからは活発になったのです、またチタトロンは合成、
金属で金属精錬技術によりもたらされたものであり、23世紀最大の発明なのです、ワープ走行が可能になったのはイオンエンジンのお陰であり、空気中のワープはスピードの点、
から不可能ですが、
宇宙空間には空気がないため無制限にスピードが出せるのです、光りのスピードは秒速30万キロですので時速にすると一時間で10億8000万キロです、一光年の星までは10億8000万、
*24時間*365日=9兆4608億キロある事になり、このころの一回のワープの距離は200光年ですから1892兆1600億万キロ移動できたわけです、物体が光りのスピードを越えると、
ワープホールが発生し、
その中を通過する為に200秒で200光年を移動できるわけです、このエネルギーはイオン鉱石からイオンを発生させ高速増殖炉で増殖させるのですが、光りのスピードに達する、
為のエネルギーは取り出すのに3時間かかつたのです、この地球の直径は4万キロですから光りのスピードで飛べば一秒間に地球を7回り半する事になります、いかに宇宙が広い、
かという事なのです、
ワープする距離の調整はワープホールを通過中に光りのスピードを下回るとワークホールが消滅しそこの場所に現れる事になりますので、ワークホール通過中に逆噴射してスピード、
を緩めるのですが手動では不可能なので、コンピータに座標点を打ち込み、コンピュータによりイオンエンジンをコントロールする事により可能となります、
人類の進化は鉱石の発見によるものなのです、鉄、銅、金、銀、アルミニューム、ゲルマニューム、ウランの鉱石が発見され、まずは鉄、銅による猟又は生活の道具があみだされ、
次に戦う道具と進化し文明とともに装飾品が生まれ、空を飛ぶ為の軽い金属がアルミであり、電子製品のゲルマ、原子力のウラン、燃料の石炭、石油からの加工物と進化を遂げた、
のです、
しかしこれらの資源は加工して作れるものではなく、元々星に存在しているものであり、その量は限られており、いつかは無くなるものなのです、一旦発見されると進化は加速し、
資源の採掘がし易くなるので益々進化しついには枯渇してしまい、全てが無くなってから又原始時代にもどり、違う資源が発掘され進化をするというふうに何千年も繰りかえさ、
れてきたのです、
富士山に20分で着き窓から眺めるとそれは美しい山でみんなが見とれていたのです、ナオがどこに着陸しますかと聞くので、コロニーは避けて何も無い山奥に降りてくれとユメが、
いうので谷川の流れているかわらに着陸したのです、宇宙船を降りると綺麗な谷川です、何か魚がいるのでなんだろうというと、KURUMIがあれはイワナと言う綺麗な水にしか住、
めない魚だよというので、
捕まえてみてというと、アームを伸ばし素早く水にいれ捕獲したのです、綺麗な魚だなあとユメが言うと、KURUMIが塩焼きが美味しい、美味しいというのでいっぱい捕まえてと、
ユメがいうと次々と5匹捕まえたのでKURUMI料理してと頼むと、KURUMIが岩でカマドを作り枯れた木を拾ってきてレザー光線で火をお越し、魚のはらわたを上手にとりだし竹の、
串を魚に刺し、
ポケットから塩を出しふりかけ、回りに立てかけのです、暫くするといい匂いがして来たので、KURUMIが焼けたよ、焼けたよというのでユメが手に取り一口食べると、美味しい、
といい、皆にも勧めたのです、皆が美味しいというと、KURUMI嬉しい、嬉しいといい、ホケツトから缶ビールを取りだし皆に渡したのです、冷えててうまいので、ユメがこれは、
たまらんというと、
KURUMIが飲みすぎはダメです、ダメですというのでどっと笑ったのです、谷川の水を飲むと美味しいので、あの者達が言ってた事は本当だった、来てよかったなあとユメがいうと、
ナオが私達の祖先がこんなに綺麗なところで生活していたなんて知りませんでした、何か故郷に帰って来たような気がしますと感激していたのです、
それでは東京に行ってみようと宇宙船にのり、ナオがこの辺が東京ですがと言うので窓から下を見ると、雑木の立っている広い原野が広がっていたのです、原野にいくつかの高い山が、
あります、ナオが右に見えるのがツクバ山で真ん中がタカオ山左がオオ山と昔の地図に書いてありますと説明したのです、コロニーはあるか聞くと、ありません、森林がなく猟が出来、
ないので、
無いのかもしれませんというと、それでは海の近くの小高い丘に着陸してくれといい着陸したのです、何か人工的に作ったみたいです、なんの後だとKURUMIに聞くとここは皇居という、
場所でエンペラーが住んでいた場所だよと言うので、シパングにも皇帝がいたのかと聞くと、いたが地球連邦崩壊でどこかの星に移住した、どこかわからないとKURUMIが答えたのです、
まわりは雑草と所々に木の生えた原野が広がっていたのです、たつた500年足らずで全てが風化し原野に帰るのだ、人類に比べれば植物の生命力はすごいんだなあと感心したのです、
さあ戻ろうと声をかけ宇宙船に乗り帰りの旅に出たのです、成層圏を出て宇宙空間に達すると小さな衛星を見つけ近づくと箱形衛星で太陽パネルがあるので動いているかも知れない、
というと、
ナオがチャネルをチューニングすると暫くしてありました、何かを送っていますと言うので信号をKURUMIに繋ぐと、これは気象静止衛星でジパングの上空に停止して気象情報を送って、
いると答えたのです、誰も受け取り手のない情報を何百年も送り続けているのかと言うと、軌道から計算すると後一年で大気圏に突入して燃え尽きるとKURUMIが言ったのです、
こうやって一づつ文明の証が消えていくわけかと言って、それでは帰還しょうと言うと一回目のワープを行ったのです、
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