Daybreak View

木谷彩

第1話


 窓を開けると、さわやかな風が吹き込んできた。まだ梅雨には早く、天気予報通り。からりと晴れた朝だ。

 初夏。

 朝はまだ涼やかな風が吹き込んで、髪を揺らした。差し込む光が東にそびえる比叡山の輪郭を際立たせている。

 朝焼けだ。

 北に開いた窓から外を眺めていると、マグカップを手に、由有ちゃんがやってきた。

「いい天気になりそう?」

「うん。気持ちいいよ」

「……あたし、朝焼けを男の子と見るの、初めて」

 ぽつんとそんなこと言われると意識しちゃうじゃないか。ここまでがんばってるのに。

「お、俺もだよ。……それに信頼には応えないとね」

 そういうと、「だから、来たの」と答える由有ちゃんだ。

「わかってると思うけど、誰にも秘密だよ?」

「うん。一晩一緒にいて何もない、なんて誰も信じてくれないしね。特にみっちゃんが相手なんだし」

「そういうこと。どうする? 一度帰る? 四講目は英語だから出ないと」

「もうすぐ電車も走り出すと思うし、同じ服着てたら……ね?」

 由有ちゃんはとてもおしゃれな女の子だから、二日連続で同じ服というのはありえない選択だろう。


 僕と由有ちゃんは同じ学年、同じ専攻、同じサークルだが、話をしたのは昨夜が初めてだった。そして、その三時間後には、彼女は僕が一人で暮らすこの部屋に来ていた。


 僕は京都の、とある私立大学に通う十八歳だった。大学進学と同時に実家を出て一人暮らしを始めていた。なにもかもが新鮮な日々で、新しい環境にも慣れ、友人も出来、そろそろ日常生活も落ち着こうとしていたころだった。

 世界はまだ東西に別れて対立しており、日本にはうんざりするくらい長い政権が続いていた。


「じゃあ、行くね。三山くん……いや、これからヒロキくんって呼んでいい?」

 いつのまに身支度したのか、由有ちゃんがリュックを担いで玄関のほうへ行くところだった。シンクにはさっきまで手にしていたマグカップが洗われてさかさまに置かれていた。

「え、いいけど……」

「ふふ、冗談よ。いきなりそんなこと言ったら、美智代に何て言われるかわからないしね。じゃ、四講目に。ていうか、私はちゃんと一講目から行くよ」

「哲学?」

「そう。三山くんも取ってる?」

「俺、三回でギブアップした」

「私に会いに行くと思って、来て」

「え」

「それじゃね」


 バタン。


 なんだか嵐が過ぎ去っていったようだ。


 だいたい、昨夜からの一連の出来事が嵐のようだった。少し痛む頭にカフェインを投入しつつ思い出してみる。

********

 あれは昨日の三講目が終わったときだ。一般教養科目で興味のあった文化人類学は、ギブアップせずに毎回出席していた。講義が終わり、帰り際にトシに声をかけられた。

「おい、みっちゃん。今夜覚えてるか?」

 トシは専攻は違うが同じサークルの友人だ。

「なんかあったっけ?」

 忘れっぽい、と言われる性格は仕方がない。やっぱ、呆れた顔をされた。

「今日は月例だぞ」

「あ……」

 サークルの月例。全員集合の会議、という名の月一のコンパがある。今回は一回生はタダだという。タダ酒には裏があるというから、あんまり行きたくはなかったんだが、そうもいかない。

「行かないとマズいんだろ?」

「まあな」

 会場の居酒屋の名前と時間を聞いて、僕は部屋へ戻った。


 扉を開けると無造作に置かれたテーブルとギターが目に入る。テーブルっていうのは、こたつ机なんだが、この季節なので布団や電熱部は取り外して、ただのテーブルとして使っていた。その上には雑然とCDや本、雑誌が積み重なっている。

 客観的に見て、かなり汚い状況だ。


「掃除、するか……」


 シンクに積み重なった鍋やラーメン鉢やお茶碗を洗い、食器棚へ。三角コーナーにはほとんど生ごみはなかったがとりあえずきれいにした。確か明日が「生ごみの日」だったはずだ。テーブルの上の本は本棚へ、CDはラックへ。掃除機でフロアをひとなめしてから、ベッドへと移る。もうかなり暑くなってきているから、掛け布団は収納へ。やや厚手のブランケットだけで眠っていたから、それをぱたぱた払ってベッドメイクした。

 六畳と四畳半、そこにキッチンとお風呂にトイレがついている。学生の一人暮らしには少し贅沢な部屋だ。家具のたぐいにこだわりはなかったけれど、風呂とトイレが別であることにはこだわった。僕は湯船につかってダラダラしないと風呂に入った気がしないからだ。ユニットバスだと追い炊きが効かず、毎回湯を捨てることになる。とんでもない浪費だ。

 さらにはベッド。部屋が狭くなるぞという親の警告を無視してセミダブルを買った。寝るときくらい広々と寝たい。四畳半を寝室にしていた。

 スロースターターの僕だが、やりはじめるととことんやってしまう。一時間半の掃除で見違えるほどきれいになった。まあ、新築で入居したから、もともときれいなんだが。風呂掃除までやっておいた。たぶん、泥酔で帰ってくるだろうから、お湯を張っておこう。

 そして、コンパに出かけた。


 河原町通りはいつもながら、タクシーと市バスで渋滞していた。僕は阪急に乗って河原町に着き、三条のほうへ上がっていく。このあたり、すごく小さな路地が入り組んでいて、カフェバー、居酒屋、そのほか諸々の店が軒を連ねる。その中の一軒が会場になっていた。

「一気! 一気! 一気!」

 コンパは一回生への一気責めに終始した。……だからいやだったんだ。お前らタダなんだから、目いっぱい飲めよ、てな具合で。東京では死者も出て、そろそろ社会問題になりそうな気配なんだが、我がサークルの運営部は世事には疎いようだ。午後六時に始まったコンパは、八時半でお開きとなった。


 僕は一気責めを一回だけで免れた。それほど酒に強くはないけれど、トイレにこもっていたりして、できるだけ被弾するのを抑えていたおかげで、悪酔いするのは避けられた。まじめに飲んでいた他の一回生はひどい状況だ。歩道に大の字に寝てる奴や、道行く車に卑猥な単語を叫んでる奴さえいた。


 その中にポツンと突っ立ってる女の子がいた。


 由有ちゃんだ。


 学部、専攻、サークルとも同じだが、入学して二ヶ月、話したことがなかった。目が虚ろで中途半端な中空をぼーっと見ている。僕もアルコールが入っているから、他人から「水素なみに軽い」と言われる性格がさらに浮ついていて、彼女のほうに歩いていった。


 由有ちゃんはかわいいというより、綺麗な女の子だ。あまりに顔の造作が完璧すぎて、逆に近寄りがたいオーラを感じる。僕はもう少し庶民的な、かわいい女の子のほうが好みだったから、積極的に話をしたいとは思っていなかった。専攻の男だけで集まり、「専攻の誰が一番いいか」という議題で討論したとき、由有ちゃんを推した奴も多かったが、僕は棄権した。客観的に見て「きれい」なコと、主観的に「好き」なコじゃ、かなりの乖離が見られる。僕の場合。


「だいじょうぶ?」

 由有ちゃんに問いかけると。

「え」


 かなり意外そうな表情で僕を見つめてくる。やはり、綺麗だ。驚かれてしまったものだから、話を続けづらかったのだが、こちらも問いかけた勢いがあるもんだから、そのまま続ける。


「気分悪い?」

「え? ううん、ぜんぜん。でも、久しぶりだから、ちょっと効いてるみたい。三山くんは?」


 あー、よかった。僕の名前は覚えててくれたみたいだ。なにせ、二か月の間話したこともないのだから。

「まあ、似たような感じ」

「ね、これからどうする?」

「そうだなあ、どうせ二次会だろ? 俺、このままだと鴨川入水で校歌斉唱させられるかも。このまま消えようかな」

「え、帰るの? あ、こっち!」


 不意に由有ちゃんが細い路地に僕を引っ張りこんだ。「帰るの?」の言葉のニュアンスを吟味する。なんとなく好意っぽいものを感じるのは酔いのせいなんだろうな。


「先輩たち、いやらしいんだもん。二次会行ったら、何されるかわかんない」

「それじゃ俺は?」

「三山君はそんな人じゃないもん。私、噂で判断したりしないよ?」


 ……。どんな噂なんだ。見当はつくけれど。


「帰るなら送るよ?」


 紳士的に一応言ってみた。後日二次会になぜこなかったのか追求されたときの隠れ蓑にしようという魂胆もあった。


「えー、もう帰るの? もうちょっと飲もうよ」


 由有ちゃん、絡み癖があるのか? と思っているうちに。


「あ、こっち。さっき言い寄ってきてた先輩が、誰か探してる。私かもしれないから」


 そのまま手を引っ張られて、木屋町ラビリンスへ連れていかれてしまった。

********

 間接照明のせいでほの暗い店内。薄くジャズが流れている。たぶん、僕たちは浮いてる気がする。こういうお店は社会人が利用するんだろうな。そう思わせる古いバーに僕たちはいた。

「こういう店、慣れてるの?」

 挙動不審気味の僕だ。だって、まだ未成年だし。居酒屋だと浮いてないけれど、こういう店ではどうなんだろうか。由有ちゃんは大人っぽいから平気なのかもしれないが。

「え。三山くんって、私のことどう思ってるの。初めてだよ?」

 初めて選ぶ店にしてはシブすぎないか、と思ったけれど、面倒なことになるのはいやなので飲み込んだ。

「どうって……。綺麗だし、高校時代から彼氏とバンバンこういうところ行ってたのかなあって」

「……うそつき」

「え」

「私、ちっとも綺麗じゃないし、女子高だったから彼氏なんていなかったし!」

 それはちょっと意外だった。

 少し小声で聞く。


「どうしてこの店選んだの?」


 小声にしたため少し顔を寄せたんだけど、由有ちゃんも少し顔を寄せてきた。つき合ってる二人なら、そのままキスしてしまいそうな動きだ。

「こないだ買ったガイドブックに載ってた」


 ガクッ。


 僕は思わず笑ってしまった。


「もう……私のこと、子供っぽいと思ってるんでしょ」

 意外なことを言い出す由有ちゃんだ。


「そんなことないよ。由有ちゃん、どっちかというと大人っぽいんじゃない? かわいいというより、綺麗だし」

「……うそつき」

 キッとにらむ由有ちゃん。だーかーらー。

「嘘じゃないよ。嘘ついても全然得なことないし」

「そう? でも、私はかわいいって言われたいなあ」


 隣の芝生は青く見える、って言いそうになったけれど、面倒になりそうなので辞める。由有ちゃんは由有ちゃんで、なかなかストレスをため込んでいるようだ。綺麗なコなりの苦労があるんだろう。


「……ねえ、三山君。どうして生きてるのかって考えたこと、ある?」


 いきなり哲学的な話にワープしたので、さっき初めて飲んだマティーニが脳神経に幻覚を見せているのかと思った。

「考えなくもないよ」

 そう答えはしたが、僕はこの手の問答は嫌いだった。昔、たくさんの時間を使って考えて、結論が出なかったからだ。最後には言葉遊びになってしまうような気がする。未成年の僕がいくら考えたって、そんなこと、わかりはしない。……いや、自分なりにわかったけれど、その答えはあまり人に伝える内容じゃないと思っていた。

「それで、結論は?」

 由有ちゃんが興味津津で見つめてくる。そんなに大きな瞳で見つめられると変な気持になってくるじゃないか。こんなに雰囲気のあるバーのカウンターで飲んでるんだから。

「そうだな……たとえば、自分の身体は自分の意思で動かせる。自分っていう個体がここにいる。で、世の中っていうのはどうも宇宙っていう大きな空間で、百五十億年かけて、太陽が出来て、地球が出来て。すごいたくさんの偶然が重なってヒトが生まれて。そんな歴史の流れの中で俺が生まれて、こんなコトを考えてる。その「意思」はいったいどこから来たんだろう、俺はいったい何者なんだろうって考えて」

「うんうん、三山くんすごい。見かけによらずに、けっこう深いこと考えてるんだ。それで?」

 由有ちゃん、酔ったはずみでさりげにディスってる気がするが、まあいいや。

「うん。これ以上考えるとおかしくなるかもと思って、考えるのやめた」

「なーんだ……」


 ぷくんとふくれる由有ちゃん。幼げな仕草が、いつもの完璧な容姿を微妙に崩して、それが逆に魅力的に見える。

「自分は何なのか、それを知りたいから勉強してるんだよね……」

「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」

「なんだっけ、それ」

「ゴーギャンの絵のタイトルだけど、キリスト教の問答から来てたはず」

「ふーん……」

「神話の世界を描いたと言われてて、ゴーギャンはその絵を描いたら自殺するつもりだったらしい」

「え?」

「失敗したようだけど]

「詳しいのね……三山くん」

 そう言ったきり、黙り込む由有ちゃん。なんだろう。少し怖い。


「……なんか、いいね」

「え」

「私、嫌われてるのかと思ってた」

「そんなことないよ。なんで?」

「だって、いつも美智代と楽しそうに話してるのに。私には全然話しかけてくれないし……」

「近寄りがたいなって思ってたのは事実だよ。その、すごい綺麗だからさ、なんかかしこまっちゃうというか……。でも、嫌いだなんて、そんなことないよ」

「そうか、よかった」


 アルコールのせいかもしれないけれど、由有ちゃんの微笑みはそれまでより少し幼さを感じて、心のどこかがドキンとしたのは事実だ。

「あれ? 由有ちゃん、バスは大丈夫?」

 気付いたら日付が変わるまで三十分というところだ。僕はバイクで通学しているから、終バスの時間に詳しくないけど、たしかこのくらいじゃなかったかな。

「あ。……やっちゃった」

「タクる?」

「三山くんは? どうするの?」

「俺はその気になれば歩けるから」

「え? そうなの?」

「うん。阪急で二駅だし。終電まではまだ時間はある。タクっても大した額じゃないし」

「ね、三山くんって、軽いって言われてるけれど、それって意図的でしょ」

「え」

「偽悪趣味っていうの? なんだかわざと悪ぶってる気がする」


 その日初めて、僕の心のそばに由有ちゃんの手が接近してきた気がした。ざわざわっとする。自分の心をのぞき見られているみたいで、怖い。けれど、どうしてそう思ったのか興味深くもある。

「そ、そうかな……。本当にワルなのかもよ?」

「きっと、そんなことない。ちゃんとしてる人だと思う。人生や自己の存在について、そんなに考えてる人が悪い人なはずないもん」

 なんだなんだ、褒め殺しか? 目的がわからない。


「……泊めて」

「えっ」


 熱を帯び始めていた心を冷やそうと、チェイサーを含んでたところにそんなこと言われたもんだから、もうちょっとで噴水になるところだった。

「なんだか面倒になってきちゃったし。三山くんは信用できるし」

「あ……う……」

 そんなふうに正面から言われると、なにも言えなくなってしまう。


 僕と由有ちゃんは店を出て人通りがまばらになった河原町通りに出ると、流しのタクシーをひろって僕の部屋へ行くことになった。同じ専攻とはいえ、この夜初めて話した女の子が、自室に来る。嘘みたいなホントの話って、ホントにあるんだなあ。

 少し心の端に罪悪感を抱きながら、由有ちゃんを連れていく。


「へー、きれい。ちゃんとしてるんだ」

「偶然だよ」

「本当は今日の月例で女の子連れ込もうと思ってた?」 

「そんなわけないよ。そんな能力もないし。お風呂入る?」

 バスルームの扉を開けながら、由有ちゃんに尋ねる。


「え、お風呂とトイレ別なの?」

「うん」

「追い炊きできるタイプ?」

「うん」

「うわー、いいなー。入れるなら入りたいな」

「了解。十分くらいかな」


 お風呂が沸く間は、麦茶で身体と心を冷やして。微妙な空気をできるだけ考えないようにして。デッキから無難なCDを流して。

「俺のでよかったらパジャマ着る? 俺はTシャツと短パンで寝てるから、これ使ってないんだ」

「え、いいの?」

「服のままってわけにいかないでしょ」

「まあ、うん……ありがと」


 部屋に来る途中のコンビニで「お泊りセット」を買った由有ちゃんは、ピカピカになってお風呂から上がってきた。アップにした髪型は、僕しか見れないのかな、と思うとドキドキする。ほおも上気していて色っぽい感じだ。男物のパジャマはダボダボだけど、それはそれでかわいい感じ。


「なんかドラマみたい」

「え?」

「男物のおっきなパジャマ着てるの。不思議な感じ。ね、ドライヤーある?」

「ここに用意してるよ」

「三山くんて、いい彼氏になりそう」

「え」

「うふふ」


……小悪魔だ。


 僕が交代で風呂に入ってる間、ずっとドライヤーの音が聞こえていた。女の子は大変だなあなんて思いながら。バスルームの棚にある小さな、女物のシャンプーのボトル。コップには歯ブラシ。小さいのにそこだけ次元が違ってみえる。違和感というか。同棲なんてしたら、これが普通になるのかな。なんか、すごいな。

 いつもは素っ裸でリビングに出てくるけれど、そうもいかないので脱衣室で完全に水気をぬぐい、下着に短パン、そしてTシャツを着てから出ていく。もうドライヤーの音はしていなかった。


「由有ちゃん?」


 リビングにいない。まさかと思って寝室へ行くと、セミダブルのベッドでブランケットにくるまって、由有ちゃんが横たわってた。

「由有ちゃん、別に布団敷くよ?」

「ここでいいよ」

「でも」

「三山くんのベッドなんだから、隣で寝て。信じてるから。……それに」

「……」

「もう、眠いの」

「由有ちゃん、やっぱ」


 反応がない。近寄ってみると、由有ちゃんはすうすうと寝息を立てていた。


 ため息。


「じゃあ、おじゃまします……」

 なんだか、すごい一日だったな。

 一日を反芻しようとしたけど、たくさんの出来ごとを思い返したら、余計に疲労を感じて眠くなってきて、僕も急速に眠りの国へ旅立っていった。


 …………。


酒が入っていても案外覚えてるもんだな。

 独り言を言いながら時計に目をやる。1時間は二度寝できそうだ。


「ごめん、由有ちゃん。もうちょっと寝る……」


 ブランケットに包まると、ほのかに由有ちゃんの甘い体臭が残っていた。女の子っていい匂いするんだなあって思っているうちに眠ってしまった。

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