第五回 苦手なジャンル

小説が好きな私ですが、どうしても苦手なジャンルがあります。それは「ある日突然、自分(と自分の周りの人々)が奇妙な力による圧力を受け、生き残りをかけたゲームを行う」というもの。好きな人がいるのは分かるが、どうしても苦手だ。小説だけでなく漫画も。「神様の言う通り」「リアル鬼ごっこ」「王様ゲーム」etc…

映画化もされているし、人気があるのは分かる。そういえば、私が小学校高学年くらいの時にそういう作品が増えたような気がする。アレルギーみたいなものかもしれない。好きな人は、どの辺りを楽しんでいるのだろう……。頭脳戦、理不尽さ、人が生きようと足掻く姿、機転を利かしてピンチを何度も切り抜ける主人公の姿、思いつくことは思いつくのだが、どうしても飲み込めない。前提条件が飲み込めない。「イキガミ」は好き。どうして死ぬのか、死ぬ人間の選出方法がはっきりしているからなのか……?うーーん

苦手なジャンルというのは誰しもあるだろう、しかしあの手の作品が苦手という人が周りにいたことがないので共感が得られない。私はどうしても安易な残酷さ、非情さには胸が突き動かされない。

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