第55話 襲撃者3

 咄嗟に、ジュリアが右の中段

蹴りで、迎え撃った。

 しかし、襲撃者は、左腕で

ブロックし、右のロングフックを

放った。

 その右手には、スタンガンが

握られていた。

 ジュリアの肩口に当たった。

 その瞬間、火花がスパークし、

「ギャ~~~~!!」

 と、悲鳴を上げジュリアが

失神した。

「ジュリア~~!」

 オレは、助けようと、腕を伸ば

した。


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