スサガシオシャレ30-30

スサガシ

好きなおでんの具とその理由をおしえてください

コンビニの地域差はパラレルワールドだ。


宮城のコンビニでは秋になると必ず薪が売られる、コンビニの前に当たり前のように木材が置かれていてみんな芋煮に出かけるのだ、なんなら鍋も貸してくれる。


おでんの具に関しても顕著で、東京に出てくるまでちくわぶと言うものを食べることがなかった。

テレビでは情報として入ってくる「ちくわぶ」が普通に売っていることに宮城の限界集落地域から来た人間としては未だにテンションが上がる。


いざ「ちくわぶ」を食べてみると、まぁ「小麦粉を練ったもの」だ、モッチリ感がうすい「すいとん」だ。


こちとら「竹輪の形をしたお麩」だって聞いてるもんで、もっとつゆの味が染みたものだとおもっていたら、別につゆの味も吸っていない「すいとん」なんだ。


こういった具合に静岡の「黒はんぺん」、沖縄の「てびち」にも強い憧れを持っているが裏切られる気がする。


東北にも主に山形・宮城では「玉こんにゃく」が売られているし、なんなら地域の祭りで出ている「おでん」はこんにゃくを指すポピュラーなローカル具材だ。

間違っても牛たんやでん六豆をおでんにはしない。


そんな県民が愛する玉こんにゃくのおでんを機会があったら食べてみると良い。


「ただのこんにゃくやん・・・」って言うから。

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