エッセイ風日記

岡崎体育

私は岡崎体育ファンだ。



きっかけは、やはりYouTubeだった。

当然「MUSIC VIDEO」に始まり、「FRIENDS」「SNACK」「ティーンネイジャー」・・・

そして「スペツナズ」で完全にはまってしまったのだ。



その頃は、まだミュージックステーションにも出ていなくて、

「岡崎体育」で検索をかけていき、ブログやラジオにもたどり着いた。

(ブログはあまり更新されていない)

勢いで私もTwitterも始め、つぶやきも面白いことがわかった。




同志社大学を卒業し、一般企業に就職するも退職。

親に4年でデビューできなければ音楽を諦めると宣言し、

ギリギリ手前で成し遂げる。





今年はセカンドアルバム「XXL」も発売した。

オリコン6位以内に入り、10万枚売ると公言していた。

見事2位にランクインしたのであるが、何がすごいって、

PRがほとんど本人とマネージャーのTwitterのみであったらしいことだ。

(10万枚はどうなったのか謎)




2020年までに、さいたまスーパーアリーナでライブが目標らしい。




彼を見ていると、言霊はあるのだと信じてしまいそうになる。

体型が丸くてふんわりしているような気がするが、

意志が並大抵の強固さではない。

羨ましい。





Twitterでの怒涛のPRと、セルフブランディングのうまさから、

一般企業での仕事も、きっとできたのだろうと推測する。

やっぱり羨ましい。




「XXL」発売に先立って、YouTubeで公開された「感情のピクセル」は賛否両論だった。

ラウドロックをディスっているなどと炎上した。

私は音楽の背景に疎いので、すぐ好きになった。





同業者からは、彼の音楽に対する真摯な姿勢が伝わったのか、

こぞって称賛が送られていた。

私の知らないところで、怒っている人がいるかもしれないけど。





でも、炎上する人って、とんでもないことになるものですが、

外見以外で嫌われているところ、あまり見かけません。

探せばあるなという程度。

なんとなく悪く言いづらいというか、認めないと物分かり悪い人に思われそうな

風潮がある気がする。





あの外見、脂肪の塊は大切にした方がいい。





金曜日の22時から京都αーstationでラジオをやっている。

(OKAZAKI RADIO CHANNEL)

私はヘビーリスナーなのだが、

そこでいつも

「岡崎体育のライブは安全。ファンはほとんどマダム層。息子いる人ばかり」

と話している。

なんてとっつきやすいんだろう。息子はいませんが。





マネージャーさん(女性)が助手。ここまで前に出てくる人を他に知りません。

最初は驚きましたが、今ではすっかりファンになった。

とってもゆるくて楽しい時間だ。





コミックソングが目立つが、

メロディラインはどれもキャッチーで素敵だし、

ふと、真面目に物事に向き合った曲もあって、

それがまた響くのです。逃げられなくなります。

本当に音楽への深い気持ちが伝わってくる。

コミックソングを足掛かりにして、

自分の名前を先に売っていく手法なのだろうが、

どちらもできる人はなかなかいないと思う。





という話を熱っぽく何人かの知り合いに話してみたが、

しっくりきてくれる人はいなかった。

なぜだ。





岡崎体育さんは、京都の実家で家族と暮らしている。

それを大切にしていることが、マダム層のファン獲得に

つながっているんだろうと思う。





お母さんに耳掃除してもらうのは、ガチでひきましたけど・・・





彼を見ていると、元気になる。

本気でやっていれば、言い続けていれば、

成し遂げられるのかもしれない。





いつかライブに行ってみたい。

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