神ですが何か?(笑)
未雷
魔王=犬
「あーあ。今日も地球は平和だなぁ。平和すぎて退屈なんですけどー。暇だから弱い人間にイタズラでもして遊びますか!」
と人間より高貴な生物であるかのように話す僕。
そう。僕は神なんですよねー。という訳で地球に隕石を振らせます。
「ひょひょいのひょい!」
っという具合に隕石を地球に落下させる。まぁフリですよ。フリ。
「緊急事態です。天文学者から先ほどの観測結果にて隕石があと30分ほどで落下するとの事です(汗)!この隕石の大きさは直撃すれば地球は壊滅するほどの大きさです。」
と慌てて話すアナウンサー。
「しめしめ。いい具合に焦ってますなぁ。」
と言っていると何故か目の前に魔法陣が生成されそこから声が聞こえてくる。
「今すぐその隕石を止めろっ!」
と掠れたような声が響く。
「何を考えているんだ。って止めんか!」
と2度も言われたので隕石の軌道を変えた。
「今連絡が入りました。急に隕石の軌道が変わりました。」
と横目でニュースを見ながらおじさんと話す
「え?何って暇だから人間の焦る顔を見ただけじゃん。」
「お主今なんと言った?」
と聞こえたはずなのにまた質問をしてくる爺さん。
「だから何もなくて暇だったから人間にイタズラした。」
と平然に答える僕。
「たった今神様委員会から連絡が来た。お前は今から魔王に支配される世界に行くことになった。(この若僧が泣く姿が目に浮かぶわい。)そして魔王を倒せた時はまた神に戻してやろう。」
と言って消えていった。
「はぁ。めんどくさっ。あれさっきと風景が変わってないような...あれさっきモニターでこんな幻想的な番組やってたっけ。」
とモニターの接続先をみる。
「あれ?この世界に繋がってる?(さっきの爺さんは異世界に飛ばすと言っていた。けどまだ
と脳内でいろんな可能性を考える。
あれ。転生しても神のままなんてラッキー。
「さて。どれどれどんな世界に飛んだのかな?」
〈モニターの中〉
黒い城にて
「おい。お前達これだけしか
と怒鳴り散らす大男。
「す、すいません。大剣を振り回す勇者と魔力が多すぎる魔女がいまして...」
とビビりまくるゴブリン。
白い大きな城
「あんッ//...あ゛ぁ..おっきい。あっ...あっ...めぇ。ぁめ...だめぇ。王様のぉ...おっきくて...はぁ...はぁ。ァンッ...壊れちゃ...」
「その程度か。最強の女騎士の強さは。先ほどの威勢はどこに行ったのだ。」
と王宮に響く声。
とある街の役場
「このモンスターが街で大暴れしてます。勇者の方々は街まで行きモンスターを倒してください。報酬は後でお渡しします。」
「みんな。モンスターを一匹残らず駆逐してやろうぜ!」
「いろんな奴がいるんだなぁ。取りあえず魔王倒すか。」
と言い、テレポートする。
〈黒い城〉
「ここ魔王城だったのか。へぇすげえなぁ。」
「「「侵入者だ!」」」
「エクスカリバーを召喚。ってアニメみたいに言ってみたら出来た!っと」
と黄金の剣を振る。
「おぉ。マンピースのロゾみたいに斬撃でるのか。すごいなぁ。」
と言いながら城の柱とゴブリンたちを倒していく。
「他にはなにか召喚できるかな。試しちゃうか。スマホのゲームもできるかな。トラスイクショット!」
とスマホの中のキャラクターを引っ張り、離すと中のキャラクターが剣を持ちながら壁を反射していく。
「「「「何なんだ。こいつの攻撃は。」」」」
「す、すごい(まさかモンスタートラスイクができちゃうなんてなぁ。)」
「なに?侵入者だと。しかも1人で?ならば捕まえた
「あれ。今度は可愛い女の子が来たな。でも僕の周りには女の子が惚れバリアが貼られているんだよな。(世界の人に直接干渉しないと思って昔、女の子を惚れさせるバリアを張っててよかったなんて。)」
「ふにゃぁ。僕ーお姉さんと遊ばなぁい?」
と顔を赤く染めながら沢山の女の子が群がってくる。
「後で遊んであげるから並んでついてきて。」
と言うと命令に従ってくれた。
「やぁ。君が魔王だね?」
「なんなのだお前はっ。」
「僕?ゼウスという神だが世には《ゼウ》という名で通している。」
「そうか。ゼウ、お前は何が目的なんだ。」
「目的?あんたを殺すためさ。」
と魔王をギラっと睨みながら言う。
「わ、私を殺すだ、だと。」
と少しビク付きながら答えてくれた。
城の床ごと周りのヤツらと魔王を連れて世界管理局に
「ここはどこなのだ!」
「ここは世界を管理する場所さ。さっきも言ったが僕は神だと。僕は君の主人だよ。これだけの力を見せたけどまだ僕に逆らえるか?」
「ぐ、ぐぬぬ。」
「あれ?魔王、吠えないのか?」
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