昏き森のオルディバル
笹野にゃん吉
世界観設定
種族、生物
・人族
いわゆる人間。
魔法を扱うことができる。
・ドワーフ族
背が小さく、筋肉質。老いた顔立ちをしている。物作りは得意だが、魔法を使えない。小人族とも呼ばれる。
その実在は定かでなく、神話上の空想との声が大きい。
クルゲの里では、森を開拓したのがドワーフ族だと言われているが、里人も半信半疑なようだ。
・エルフ族
背が高く、容姿に恵まれた者が多い。耳が楔型に尖っている。魔法が得意で、物に関して興味がない。
その実在は定かでなく、神話上の空想との声が大きい。
・ヨトゥミリス
世果ての大瀑布から地上に這い上がり、人族を殺す怪物。
小型・中型・大型が確認されており、中型以上は高耐久の外殻をまとう。
平均的なサイズは、小型が十フィート。中型が三十フィート。大型が六十フィート。
稀に〝尾つき〟と呼ばれる、尾をもつ者もいる。〝尾つき〟は知能が高く危険。
巨人族、あるいは単に巨人とも呼ばれる。
魔法使いが主に「巨人」と呼ぶのは、迅速に対処するため。
・ヲームルガドラ
ミズィガオロス島の周囲をぐるりと包囲する、途轍もなく巨大な大海蛇。性格は温厚だと言われるが、海――縄張りへ侵入した者には容赦なく牙を剥く。それゆえ、島の外へでて帰ってきた者はおらず、外の世界がどうなっているかは、誰も知らない。
また、ヲームルガドラは大海蛇とされるが、その姿を見た者は誰もいない。
・肉食み
マクベル南方に位置するカルハブラの森に生息する蟻。体色は褐色。シャラの樹木に穴を穿ち巣とする習性がある。普段は巣の中に隠れじっとしているが、発達した感覚器官によって振動を感知すると一転、狩猟本能を活性化させる。どんな巨大な獲物にも臆せず群れで襲いかかる。
また金属質の顎は極めて鋭利。足も速く、一度狙われれば死を免れるのは難しい。
・
山岳地帯で確認されることの多い怪鳥。鋼のごとく硬化した羽をもち、それを射出して獲物を狩る。性格は非常に獰猛で、ヨトゥミリスにすら襲いかかる。それゆえ人族が山岳に近づくことは稀だ。
・
枢区各地で散見される大型獣。狼に似た地上最速の獣。夜行性。鋭く大きな爪牙をもち、一瞬にして獲物を両断する。性格は非常に獰猛かつ狡猾。かつては村一つが、たった一匹の疾狗によって壊滅したこともあるという。
頻繁に爪が生え変わるため、純白の爪を発見した際は注意。
・ベニモグラ
その名の通り、赤い皮膚に覆われた土竜。主にエブンジュナの土中に生息する。クルゲの里人の主食として親しまれているが、燻製肉は保存食としても重宝され、街でも取引されるようだ。
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