好きな人は大好物で、苦手な人はトコトン苦手~トンデモナイ名前~

 知られているようでいて、実は、本当に知られていないことは実に様々にある。


 好きな人はこれでもかってほどに大好物で、苦手な人には目にするのも側に在るのも本当に苦手なモノ。


 東南アジア圏では、もっとも一般的ポピュラーな食材であり、それが無ければ始まらないとも。


 そして、南アフリカの方では、【それ】の名前が付くものは、臭くて甘い物として大変に好まれているそうな。


 その物の和名は、ほとんど知られることはなく、聞けば誰しもが納得の理由を持つその食材。


 中国語読みでは香草=シャンツァイ。

 アジア圏での呼び方はパクチー。

 英語圏での呼び方はコリアンダー。


 では、日本語での名=和名は? その芳香から付いたであろう、もっともそれらしく、実に納得できてしまえるものだったw





 知ってしまえば、納得できる。食べている人を見かければ、ちょっと笑ってしまう・・・かもしれない。

 知らなければ、知らないままの方が良かったと思えるかもしれない。


 私は知ったところで別段、特に気にならない。

 苦手ではあるが、嫌うほどでもないのだから。




 その知られざる和名は、その日本人からすると強烈とも捉えられる芳香の強さから、【カメムシ草】という名前を掲げている。


 カメムシに良いイメージがあろうとなかろうと、その名の意味から、臭いの強烈さが最も伝わりやすいからこそ、命名した人は、その名を冠したのだろう。

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