第2話

【カップル2】

不良少女×優等生の少年(#1)



不良「お前さ、馬鹿なんじゃないか?」


優等生「ひどいなぁ。君よりは頭いいよ、多分。いや、絶対」


不良「ひどいのはお前だろ泣くぞ」


優等生「ごめんごめん。それで、どうして僕が馬鹿だなんて言ったの?」


不良「あたしに構うからだ」


優等生「言ってる意味がわからないよ」


不良「あたしと一緒にいて良いことなんてないだろう? それがわからないのは馬鹿だし、わかってて一緒にいるなら尚更馬鹿だ」


優等生「うーん、そうかなぁ」


不良「そうだろ」


優等生「可愛い女の子とお話したいって思うのは男子たるもの当然のことだと思うけれど」


不良「……からかってるのか?」


優等生「うん、からかってる」


不良「お前なんて嫌いだ!馬鹿!!馬に蹴られて軽く怪我しろ!!!」


優等生「あ、軽くでいいんだ」





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る