人を呪う蟲を宿した宝石蟲。それを扱うお店「名前のない宝石工房」を舞台として物語です。呪いの種類は様々ですが、物は使いよう。呪いは必ずしもネガティブを引き寄せるわけではありません。様々な理由から呪いを求める顧客たち。彼らの送る人間ドラマが本作の見どころでもあります。彼らの思いには多かれ少なかれ共感できる部分がありますが、その結末もまた様々。ビターエンドも含まれますが、それもまた人間ドラマというものです。宝石蟲に彩られた様々な人間ドラマ。是非とも皆様自身の目でお確かめください。
普通の女子高生があることをきっかけに宝石に呪われてしまうという、始まりから引き込まれるストーリーです。個性的な宝石店のメンバーがまた魅力的で、主人公の「普通さ」が際立って良い味を出しているように思います。私も「続きが気になる呪い」にかかってしまったかもしれません!