竜の絆
孤川 海鈴
01 プロローグ
落ちる、落ちる、落ちる…。
真っ暗な中、俺は為すすべも無く落ちていく。
きっと遥か上方では、「あいつ」があの下卑た微笑を浮かべているのだろう。
……やめよう。考えていると気分が悪くなってくる。
右手が何かを掴んだ。が、「それ」には俺の体重を支えるほどの強度は無かったらしい。共に落ちていく中、無機質な手触りの「それ」は確かに言った。
新た な マスター を 承認 しました
プログラム に 従い これ より プロジェクト x-0710 を 始動 します
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます