まぁわたくしごとなのですが。

とんちゃま

第1話

「その柔軟体操は反則だわ。」

 これは私が彼を見て恋に落ちたきっかけだったであろう時の小説の一行目これにしたらなんかインパクトあるかな~と思った彼への可愛かった時のコメント?である。

これから私の恋愛話を書いていこうと思うのだか、ここではまず序章と称してわたしと彼の高校時代を書いておこう。

 私には男性に対するかっこいいという感情がない。かわいい〜、尊いしかでてこない。もうここで私が何らかのオタク的要素を持っていることは、きっと読んでいる方は察したかもしれない。まぁそんなことはさておき、それは高校時代、サッカー部のマネージャーである私はドリンクを作ろうと思い外の水道へ向かったのだ。

私は決してサッカー部のマネージャーだからといってキラキラ系女子ではない。スクールカーストの真ん中をそれなりに生き抜いている大多数の中の一人である。

あ、ちなみに彼は1個上の先輩である。

ここからは先輩と呼ばせてもらおう。

先輩はわたしのどタイプなのだ。そう、眼鏡が黒縁ではなく銀縁なとこも。なんか制服の半袖Yシャツがやたらに似合っちゃうとこも。将来の夢が警察官な所も。

全て私のどツボである。

なんだか彼はいわゆるサッカー部の男子という感じがしないのだ。

なんだかとても柔らかいのだ。

そんな先輩が水道台に足をつけ1人柔軟体操をしていたのだ。

か、かわいい....。

そして先輩は私を見て言うのだ。

「これ、気持ちいいよ〜」

Wow....!Fantastic...!!!

なんだかそれにやられてしまったのだ。

ぎゅーんと胸を何かが突き抜けていったのだ。

あの時のことはまだ鮮明に覚えている。

あの美しい先輩の体制の角度とともに....。

 そして私と先輩の距離は縮むこともなく平穏に高校生活が終わっていったのだ。そして大人になってから警察官となった先輩と再開し、あれやこれやとなるのだが、まず序章と称してしまったのでこれくらいにしておこう。ここでは私の先輩に対するこの気持ちを書きまくりたいと思う。

 これは私の主観で、脳内で描いている事である。ちょっとオタク目線もはいった私の恋物語、どうか共感して、少しでもクスリと笑ってくれたら嬉しいことこの上ない。

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