第8話

攻撃の飛んで来た方向を見るとそこには巨大な岩を持った人間、のような姿をしたなにかがいた。煉が鑑定するとそこには


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


アガレス (25) Lv.106


種族:ゴブリンロード


称号:超越者 統率者 名持ちネームド


体力:980053/980053


魔力:6795/8602


物攻:6789


魔攻:2464


物防:5239


魔防:2840


俊敏:3125


知能:201


幸運:C


[魔法]:身体強化(Lv.8/10)


[スキル]:剣術(Lv.8/10) 言語(Lv.)


[異能]:怒


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


とてつもないステータスが並んでいた。


「イキシア、これはさすがにやばいぞ。あいつの称号と異能は特にやばい。」


「あやつ…名持ちネームドじゃと?ならば知能も発達しておるはず…。ちと不味いかもしれんがレンが異能を見ることが出来たのは僥倖ぎょうこうかのう。して、どんな能力じゃ?」


「イキシアなら負けることはないと思うが一応伝えておく。」


そう言って煉は見たものを説明した。煉がみた称号と異能の効果がこれだ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

超越者:進化の限界を超えた魔物に与えられ

る。

【効果:戦闘時ステータス倍化】


統率者:群集を率いる魔物に与えられる。

【効果:自身含む群集全体のステータ

スが2000上昇】


怒:理性を失う代わりに戦闘時一部ステータ

スが上昇。上昇値は怒りの度合いにより

変化する。

【現在:攻撃力3倍】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


これを聞いたイキシアは、


「確かに異能や称号の効果は凄まじいがそれならば問題あるまい。名持ちネームドの強みである知性と理性を失い狂乱しておるのならば逆にゴブリンキングよりもやりやすいかも知れぬ。ただし群れ全体を潰すのは少々時間がかかる。レンにも助太刀を頼みたい。」


「そのくらいなら任せとけ。」


そう言って2人は群れを殲滅せんめつしに向かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る