目が、好きだった
あの頃
弱りきっていたあなたを
そんなあなたのことも私は愛してるんだということをどうにか伝えようとしがみついた
あの時あなたに投げかけたたくさんの言葉は
あなたが陥った状態を説明するだけのものだったのかもしれない
拒絶されて泣いたのは
お前の愛はただの傲慢だと
あなたが態度で説明したからかもしれない
弱いことを嫌うあなたのことを放っておくことはできなかった
鎧の重さは
弱さと比例していくのだ
用心してもしきれないことは無数にあるのだ
素直に認めることの強さの欠如が鎧を重くしていく様が、痛々しくてたまらなかったのだ
あなたの頬を撫でる手が
安息をもたらしていることを切に願う
まぁあれだけ頑なだったら無理だろうけどな‼︎
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