わたしのはなし
少し前に、とあることで相当傷ついたことがある。それはとてつもなく理不尽なことで、"わたしの人生はおわった"のだと、はじめて心底おもった。
でも
"わたしの人生はおわった"と、思い詰めることの苦しさみたいなものを、わたしは誰かに絶対にさせない。わたしはそのようなことをする人間には絶対にならない。
そんな確信をひとつ得た。
そうしたら、わたしを傷めたひとたちが本当に愚かで陳腐にみえた。
そして感謝してみた。そういうのってすげーダセぇんだな。教えてくれてありがとね。あなたたちが詰んだときは助けてやるよ。だってそうするのはこわいからだろう?安心していたいからだろう?
わたしはわたしをあきらめない。あなたたたちを"わたしをあきらめる理由"には絶対にしない。わたしは鉄壁。あたたかくてやわらかくてとてもさわやかな鉄壁よ。かかってきやがればかやろう!
最終的にわたしをすくったのは、わたしだったという話。
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