第3話 どうてい は ステータスカード を たたきつけた


「…………ハッ!?」


 俺は本日二度目の気絶から目を覚ました。


 それと同時に、寝起きだがやたらと冴えた頭をフル回転させる。


 まず、異世界に召喚された。


 ……冒頭からおかしいが、先に行こう。


 そんでもって起きたら幼女がデカい扉開けて、オタクが狂喜乱舞して、俺が何故かゴスロリ着てた。で、小鳥遊から飛び膝蹴り喰らってぶっ倒れた。


 ……ツッコミ所満載だが、夢オチという事はどうやら無さそうだ。



 現に俺は、自宅でも会社のでも無いベッドに横になっており、


 未だにゴスロリを着ている事が何よりの証拠だった。



 ……誰かが脱がしてくれてたとか、そういう配慮はゼロらしい。いや、脱がされてたらそれはそれで困るんだけども。


 取り敢えず俺は黒歴史衣装をさっさと脱ぎ、用意されていた服に着替える。何処か西洋を匂わせるデザインだが、作りは長袖のTシャツとズボンとなんら変わりなかった。昔の西洋の服装はもっと派手だったみたいなので、この世界では少々文明が混在しているのかもしれない。


 着替え終えると、俺は寝かされていた小部屋のドアを開けて外に出てみる。


 キョロキョロと左右を見渡してみると、長い廊下に同じドアが幾つも交互に設置されていた。察するにここは宿泊部屋だろうか。


 ギシギシと鳴る人気ひとけの無い廊下を歩いていくと、突き当たりに明かりが見えた。


 更にそちらから何やらがやがやと騒がしい声が聞こえる。特に行く当ても無い俺は、人の気配がある方向に行ってみる。


 突き当たりを曲がった先の廊下は吹き抜けになっており、そこから階下が見渡せた。俺は声の発信源と思しき階下を、ふと覗いてみると――、



「――っしゃああああ!! 剣士来たあああああ!!」

「おおお、これがステータスカード……テンプレ通りステータスもスキルもチートだらけ……!!」

「誰か僕と軽く手合わせしてくれない!? このスキル試してみたい!」

「ほう、良いだろう……ならばこの我が貴様に地獄を見せてやる……!」



 ――そんじょそこらの祭り人よりかは遥かに熱気が入っているオタク共がそこには居た。


 召喚時は暗がりだったため分からなかったが、上から数えてみてざっと100人近くが召喚されていた様だ。やはり全員俺と同じ気持ちなのだろう、普段は陰気臭い連中のテンションは爆上げされており、階下のボルテージは既に飽和状態だ。そしてそこに収まりきらないボルテージは暑苦しい熱気となって、俺の居る所までむんむんと漂ってきていた。


 ……あんまり下に降りたくないが、行かないと事が進まない。嫌々俺は、オタク共が埋め尽くされている階下に突入した。ちょっとした人混みの隙間を縫う様に何とか進んでいく。


「あっぢい……この中暑い……!」


 上の階でも夏場の様に熱気が漂っていたが、オタク共の中は熱がこもって酸素濃度が薄くなってるレベルだ。ただ歩いているだけでも額に汗が滲んでくる。早く脱出しないと酸欠でまた意識を失いそうだ。


 そんな風に考えつつ、熱中症になりそうな騒がしい蒸し風呂の中をふらつきながら歩いていると、


「おっ、女装姿で飛び膝蹴りされたお兄さーん、こっちこっち」


 その呼びかけで反射的に顔を上げていた自分が悲しくなった。


 視線の先には先程の少女が手を振っていた。その隣には不機嫌そうにそっぽを向く小鳥遊の姿もあった。


「いやー、案外早いお目覚めだったねぇ。色々と大丈夫かい、お兄さん? 鼻っ柱は魔法掛けて治したけどさ、歪んでたら許しておくれ」

「鼻は大丈夫そうだけど、心はさっきと今ので大分削られたよ」

「ありゃ、それは悪かったね。あっはっは、ごめんごめん」


 絶対分かってて言っただろお前。


 そう言いたげにする俺を無視して、少女はニヤニヤしながら相変わらず横を向く小鳥遊を覗き込んだ。


「良かったねぇ、カナちゃん。先輩さんが大事なかったみたいでさ」

「う……」


 そう言われた小鳥遊はバツが悪そうに顔をしかめる。


「まあちょっと聞いて下さいな、お兄さん。カナちゃん、お兄さんの事心配してたんだよ? 流石にやり過ぎたんじゃないかって反省してるみたいだし、ここは一つ、手打ちにしないかい? ほら、カナちゃんちゃんと謝って」


 少女は肩を掴まれ、ぐりっと強制的に俺と向き合わされた小鳥遊は、俺から目を逸らしながら頭を下げた。


「先輩、その、本当にすみませんでした……」

「ああ、いや別に良いよ。っていうか謝るのはこっちだ。あれは不可抗力だったとしても、俺が9割方悪い訳だし……いや、本当、すみませんでした……」


 俺も深々と頭を下げる。本当は土下座したい所だったが、それは周りの目もあるので止めておいた。そんなんで悪目立ちしたらまた蹴られそうというのもあったが。


「んじゃま、両成敗って事でこの話はお終いね。いやー、仲直り出来て良かった良かった」

「……元はと言えばそっちの問題なんだけど」

「……それは、まあ……いや、ほら、あたし関係無いんでね!! 文句はウチのマスターが聞くから!!」

「あっさり味方売ったな!?」


 少女は一瞬表情を曇らせたが、すぐに面倒事は丸投げと言わんばかりにドヤ顔で親指を立てる。


 ここのマスターというのが誰だか知らないが、こんな職員ばっかなのかと思うと、マスターも気苦労が絶え無さそうだ。


「まあまあそれは置いといて、お二人さんはまだカード発行してないよね?」

「カード?」

「そ、これはやって貰った方が早いかな」


 ちょいこっち来て、と少女は手招きで受付の様な所まで俺達を連れてくる。窓口は他にも五つあり、それぞれに数人のオタク共が嬉々とした様子で並んでいた。


 少女は窓口の『休止中』のプレートを取り上げ、その脇の、電車の改札口のピッってやる機械に似ている道具を俺達の前に置く。


「カナちゃん、姓名と年齢としだけ教えてもらえる?」

「? 小鳥遊彼方、24歳」

「オッケー……っと。よし、そこに手ぇかざしてみてよ」

「???」


 少女はカチャカチャと何かを打ち込むと、小鳥遊に手をかざす様に言った。


 大人しく小鳥遊もそれに従って、道具に手を近づける。


 すると、道具のかざした部分が一瞬だけ光を放ったかと思うと、道具からガーと一枚の名刺大程の大きさのカードが出てきた。


 小鳥遊は不審そうにその名刺を手に取り、ひらひらと振って見せる。


「……何これ?」

「ステータスカードって呼ばれるもんさ。こっちじゃそいつが身分証明書としても使えるし、ギルドに提出するだけで戸籍も発行出来んだよ。で、そのカードは身分証としちゃ少し特殊でね、身体能力を数値で示してくれるのさ。見てみた?」


 そう言われて、小鳥遊はステータスカードと呼ばれた名刺大のカードをまじまじと眺める。俺も気になって横から覗いてみる。


 そこには文字と数値の羅列がびっしりと並べられていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

タカナシ・カナタ

年齢:24 種族:人間 職業クラス:銃士ガンナー

レベル:1

体力:2130/2130

攻撃:960

防御:420

魔攻:540

魔防:380

敏捷びんしょう:500

魔力:410/410

生命:390


『スキル』

銃火器:Lv.1

炎弾:Lv.1

水弾:Lv.1

雷弾:Lv.1

光弾:Lv.1

闇弾:Lv.1

祓魔弾:Lv.1

錬金術:Lv.1


『固有スキル』

言語理解

集中:Lv.1

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あっ、これだけじゃ高いんだか低いんだか分かんないか。ちょっとこっちの道具の方に一般人と冒険者の平均を映すから、比べてみてよ」


 そう言って、少女が慣れた手つきでキーボードの様な物を操作すると、カードが出てきた道具の隣にある鏡みたいな物に同じく文字と数値の羅列が映し出される。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一般人平均        冒険者平均

レベル:1         レベル:1

体力:50          体力:500

攻撃:10          攻撃:100

防御:10          防御:100

魔攻:10          魔攻:100

魔防:10          魔防:100

敏捷:10          敏捷:100

魔力:10          魔力:100

生命:10          生命:100

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 なるほど。つまり、冒険者は一般人の10倍は強いって事か。


 10倍も強いって誇張し過ぎじゃないかとは思うが、まあ現代の軍人も普通に10人くらいは倒せそうだし、案外妥当なのかもしれない。


 ……ん? そうなると軒並みステータス400超えの小鳥遊は……、


「カナちゃん、平均の4、5倍近く強いね。ご多分に漏れず、異世界人反則過ぎるよ」

「……私、元居た世界じゃそんなに体育会系って訳じゃなかったんだけど……」

「なんかそういうの関係ないっぽい。デブだろうがガリだろうが、召喚された誰も彼がステータスが有り得ない数値になってるんだよねぇ。基本的に5倍、どんなに低くても3.5倍くらい」


 ……5倍ってマジか。


 さっきも誰かが言っていた様な気がするが、異世界召喚によっての何かしらのチートというのはちゃんとあるらしい。


「しかも適性が裏職うらしょく銃士ガンナーじゃん。滅多に居ないんだけどねぇ」

「裏職? ……というか、そもそも冒険者とかギルドとか一から説明してくれよ。用語が分からん」

「ありゃ、言ってなかった?」


 こっちの常識を知ってる前提で話されても俺達にはさっぱりだ。小鳥遊なんか頭の上に?マークがたくさん浮いている。


 少女は指先を顎に当て、少し考える仕草をすると、


「そんじゃ、軽くここについて説明するか。ここはギルドって言って、要は依頼請負をする会社みたいなもんなんだ。で、ギルドに来た依頼を受けて稼ぐ奴らを冒険者って呼んでる」

「ギルドは冒険者と依頼の橋渡しをしてるって事なのか?」

「そ。ギルドが依頼を冒険者に斡旋する代わりに、冒険者達にはギルドに籍を置いて専属って形で働いてもらってる。依頼達成料の3割から4割程度をギルドに取られるけど、残りは冒険者が総取り出来る。どっちにも利益は生じるから、上手い事関係が成り立ってるのさ」


 なるほど。ギルドは会社、冒険者は社員といった関係がまさにピッタリだ。給料は完全に歩合制だから、芸能人の事務所と言った方が分かりやすいだろう。


「冒険者にはステータスカードを持つ事が義務付けられてる。これ突き付ければ一発で冒険者って分かるから、お兄さん達も何かあった時これ見せな。大抵の奴は尻尾巻いて逃げてくよ」

「……冒険者って一般人のどういう存在なんだ?」

「自分の10倍も強い人間にわざわざ近付くかい? そんなのは自殺行為だよ。まあ一応、冒険者は民間人とやり合うなっていう法律はあるから、そういう事には滅多にならないけどねぇ」


 ……冒険者はボクサーみたいな扱いなのか。


 まあ確かに、全身凶器の人間に喧嘩なんざ吹っ掛ける馬鹿は早々居ないだろう。


「さて、もう一つは裏職についてだっけ。取り敢えず後ろの見てくれる?」


 そう言って少女は俺達の真後ろを指し示す。振り返ってみると、壁にはポスターの様な物が10枚程貼られており、『闘士ウォリアー』、『槍兵スピアー』……などとそれぞれ異なる内容が書かれていた。


「冒険者にはそれぞれ職業クラスってのがあって、職業クラスごとに扱える武器が違うんだ。剣士とか弓兵アーチャーとか、色々あるんだけど、そうするとやっぱり個人差が出る。だからステータス測定の時に、その人の適性を測ってみて、適性値が一番高いのが職業クラスとしてカードに表示されるのさ」

「あそこには10個くらいしか貼ってないけど」

「あれは冒険者がなりやすいクラスの一部だよ。本当はあと4、5個くらいあるんじゃない?」

「裏職ってのはそれに入ってるのか?」

「ううん。その4、5個もレアなんだけど、裏職はそれとはまた別。裏職ってのはちょっと特殊でさ、通常職の剣士とかの適性限界値を振り切ってやっとなれる職なんだよ。つまり、通常職の上位互換って訳。で、カナちゃんの銃士ガンナー弓兵アーチャーに当たる裏職だよ」


 ……ややこしくなってきた。


「……つまり、それぞれの職業クラスに裏職っていう上位互換があるって事で良いんだな?」

「すっごいざっくり言うとそうだね」


 RPGで良く見かけるクラスチェンジとかと基本は一緒だろう。職業クラスが進化して上の職業クラスになる、という事か。


 小鳥遊の場合はいきなり上位互換の職業クラスからスタート。しかも滅多に居ないというから、これぞザ・チートだ。


 因みにその小鳥遊はというと、俺が話している間に離れた所で他の召喚者達に囲み取材を受けていた。銃士ガンナー職業クラスは連中の中に居なかった様で、物珍しさに集まって来たのだろう。オタク共に周囲を固められた小鳥遊は俺に目線で助けを求めていたが、俺は見えていないフリをしておいた。あんな輪の中には俺だって入りたくない。


「大体そんな感じかな。後はその内覚えられるだろうし、大丈夫じゃない?」

「……習うより慣れろ、か」

「そうそう。頑張ってよ、お兄さん。そうじゃないとあたしが長々と説明した意味が無いからさ」

「……ま、何とかご期待に沿える様には頑張ってみるよ。ありがとな、えーと……」


 俺は少女に礼を言おうとして、今更ながら彼女の名前を教えてもらっていない事に気付く。


 迷っている様子の俺に、少女はおかしそうに小さく微笑んで。


「ルカ・アルカナ。ルカで良いよ、お兄さん」

「ん、そうか。ありがとな、ルカ」

「どういたしまして。……じゃ、説明も終わった所でやりますか」

「え?」

「ステータス測定。やってないでしょ?」


 ……そういえばここの世界観の説明に呑まれてすっかり忘れていた。


 ルカと名乗った少女は、呆けている俺を尻目にキーボードもどきをリズムよく叩く。


「あたしも名前教えたし、お兄さんの名前も教えてくれない?」

「ん? ああ、えっと、狼紘希だよ」

年齢としは?」

「29」

「……意外といってるね」

「……悪かったな」


 どうせ三十路手前のおっさんだよ。


「さ、準備できたよ。手、かざしてみて」

「……ああ」


 何の気なしに言うルカに、俺は神妙な面持ちで返事をした。



 ……緊張するな。


 この一瞬で俺の異世界生活が全て決まると考えると、少し怖い。


 だが、同時に期待も大きい。


 何故なら、召喚者達のチートっぷりは聞いた限り、ほぼ100%。


 つまりチーター生活はもう保障されているのも同然なのだ。


 間違っても一般人平均という事は無いだろう。


 …………あれ、フラグがビンビンに立ちまくってる気がする。自分で言っててアレだが、物凄い速さで建築してないか、今。 ……えっ、大丈夫だよな?


「……お兄さん、躊躇ためらい過ぎだって。どうせ結果なんて悩んでも変わんないんだから、早くやりなよ」

「あっ、ああ、ごめん」


 手をかざす事だけにやたらと時間をかける俺にルカも痺れを切らしている。


 ……ええい、どうとでもなれ!


 俺は半ばヤケクソ気味に道具に手の平をかざす。


 すると道具から光が溢れ出し、俺の右手を包み込み――!!





 ……特に俺の意志を汲み取ってくれる事なく、小鳥遊の時と同様にガ―と一枚のステータスカードを機械的に吐き出した。


 俺は道具から出てきたカードを手に取り、


「……これ仕様変えた方が良いと思うぞ。地味過ぎて感動も何もあったもんじゃない」

「それ他の人達も言ってたんだけど、何でステータス測定如きにそこまで熱くならないといけないのさ。無駄に悩んで気合入った前口上叫んだだけで、自分のパワーが上がるのかい?」


 どうやら召喚者一同、ステータス測定にはご不満があったらしい。異世界でも人生そんなにドラマチックにはいかない様だ。


 同じ疑問を抱いていた召喚者達に少し安堵すると、俺は一つ深呼吸し、恐る恐るステータスカードの文字列に意識を向けた。





 ――俺は数秒後、後悔する事になる。


 自分であれだけフラグ宣言をしておきながら、そこから更に畳みかける様な発言をしていた事に。


 人生というのは何処でもリアルだという事に。


 そう、異世界でも、人生そこまでドラマチックにはいかないのだ。




 ――俺のステータスカードにはこう書かれていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オオカミ・コウキ

年齢:29 種族:人間 職業クラス:魔導士

レベル:1

体力:740/740

攻撃:0

防御:60

魔攻:220

魔防:150

敏捷:80

魔力:1590/1590

生命:1000


『スキル』

身体強化:Lv.1

魔法強化:Lv.1

体力回復:Lv.1

状態異常回復:Lv.1

火属性付与:Lv.1

水属性付与:Lv.1

雷属性付与:Lv.1

異常付与・睡眠:Lv.1


『固有スキル』

言語理解

童貞:Lv.1

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ようやく全てを読み終えた時、


「えっ」


 思わず間抜けな声が漏れた。


「ん? どした、お兄さん」

「…………」

「ちょいと拝借」


 完全に思考と体が一時停止した俺から、ルカは窓口から身を乗り出して、俺の手からステータスカードをひょいと奪った。そして無遠慮にも俺のステータスカードを上から下へ、左から右へと忙しなくその小さな瞳を動かす。


 しばらくして、ルカはカードから顔を上げると、俺に向かって引きつった苦笑で。


「えー……正直、このステータスと固有スキル見て、何にも言えないや……。まあ……うん、えっと、その……どんまい」


 可哀想な人を見る様な目でルカからステータスカードをおずおずと差し出される。


 それを受け取った俺は。



 ベチィン!!!!!! と。

  

 取り敢えず、あらん限りの力で床に叩きつけたのだった。

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