設定資料-キャラクター(ブリスケ)

 ブリスケ・ゴトーシュ


 年齢:36歳(第十話時点)

 性別:男

 身長:185cm(現代世界換算)

 体重:82kg(現代世界換算)

 種族:人間

 出身地:東の大陸

 使用武器:剣、拳

 職業:神官剣士


 好きなもの:冒険、財宝、命、宝、家族

 嫌いなもの:戦い、殺生




 この世界におけるエビボーガンの父。レモネン島の御統主。

 型破りながら方法と手段を重んじる性格で、思慮深い一面も要所で覗かせる。

 また、常に笑顔を絶やさず、柔和な態度で家族に接する。エビボーガンは彼から多くのことを学び取った。


 意外と策謀を巡らせるのが好きで、いつも「いかに楽しく状況で遊ぶか」を考えている。

 レモネン島南東部の地下洞窟は冒険者が挑むダンジョンとして有名だが、内部はブリスケが用意した即死トラップと魔物達が待ち受けている。洞窟の最深部ではブリスケ本人が挑戦者と対戦の機会を待っているという手の加えよう。


 東の大陸出身で、幼い頃から天秤教の神官剣士として英才教育を受けた。

 中央大陸の勢力、街、村、全てを蹂躙して宝を奪い尽くすのがささやかな夢。


 妻のネレイドかすみとは幼い頃からの知り合いで、彼のキャリアはレモネン島最深部に潜んでいた海竜を退治したことから始まる。

 この海竜は島の神と呼ばれていたが、実際はただの魔物であったことがブリスケによって証明された。


 その後も東の大陸の侵攻対象になったレモネン島を守る為にネレイドかすみと婚約して平和的に島を領有したりと、何かと島の為に奔走している人生である。


 そんな彼だが、幼い頃は女の子として育てられた。今でこそ高身長の筋肉ダルマだが、それでもなお女装は得意分野である。


 戦場で常に女性物のドレスを纏い、微笑みを絶やさず敵を殺戮する姿は『半女人のブリブリ』と呼ばれ不吉がられた。


 余談ではあるが、ブリスケ自身も知らぬ隠された特技として《スキル:温泉掘り》がある。これは温泉を自在に掘り当てることのできる貴重なスキルで、島の支配貴族にならなければ今頃巨万の富を得ていたであろう。


 ちなみに、戦闘力に反比例して商売の才能は皆無。島の交易を担っているが、仕事の殆どは妻に任せきり。普段は島の警備と称して洞窟内で冒険者を相手取っている。つまり、いなくなっても特に誰も困らない。

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