キャラクター紹介

キャラクター紹介1 目崎悠人編

目崎悠人【めざき ゆうと】 

誕生日:1月3日(ひとみの日)生まれ


目力:目能蔵放【エネルギータンク】

 その目で見た能力の吸収・放出


【吸収】:能力を一時的に取り込む力


【放出】:取り込んだ力を吐き出す力

(能力を一度吐き出すと力がリセットされ、【吸収】の能力を再び使うことが出来る。 

 その逆として、一つ吸収した能力を放出しなければ、【吸収】の能力は使用することが出来なくなってしまう)


 能力の詳細な部分として、その日に吸収した能力を使用せぬまま、後日【目能蔵放エネルギータンク】の能力を使用すると〝吸収〟では無く、前日に吸収したままの目力が優先して〝放出〟されることが挙げられる(【⒊ 忍び(8) 痛みを知るということ】にて参照)


 つまり、吸収した目力は〝放出〟をしない限り、その目力を吸収しているという事象がリセットされることは無いということである。



好きな食べ物  貧乏舌になってしまっていて、比較的安いものが舌に合いがち(※1)


嫌いな食べ物  そもそも食べ物を粗末にしない為、特になし


(※1:なんて彼は言うが、さして料理を作るにあたって、料理の味覚に問題があるだとかそんなことは決して無く、彼の作る料理が不味いとかそういう訳では無い。

 むしろ普段からそれなりに数をこなしてやっているだけあって、料理の腕は確か)


趣味:眼科医の父から教わった目のストレッチ法

  (マッサージや視力回復の効果がある幾何学模様みたいな画像を見るなど)をたしなむこと


特別な力でも何でも無く、ただひたすらに日々の積み重ねが彼の目の良さを今尚崩さずにいる。


利き手:右利き



 かつてはそれなりに裕福な暮らしの中で生まれ育ってきたが、とある事件をきっかけに両親を亡くし、それ以降貧乏生活を経験するようになる。


 一般家庭と比べて苦労な生活をし、それを支える長男お兄ちゃんをしているだけあって、余裕が無い時はなりふり構っていられないくらい必死になるが、基本的には誰に対しても面倒見が良い。


 一度死んでしまったことで、生前に比べて命について深く考えるようになった。

 その為、なるべく救える命は救いたいとも思うし、だからと言って自分が死んでしまえば大事な妹のことを支えて上げられる存在は自分しかいないと思っている程、痛い奴なので、その時その時で曖昧な態度を取りがち。


 だがそれでも誰かを本当に助けたいと思った時、彼は心の奥底で救いの手を――、言葉を――差し向け、自分と同じように不幸な人が出て欲しくないという強い想いから、根は熱く、芯に通った部分を見せる男でもある。


 貧乏生活を送りながらも、ボクシングをやっていた頃に鍛えていた肉体はそれなりに維持をしており、一見細身に見えるが意外にも筋肉質な身体をしている。(彼自身、結構着やせするタイプ)


 兄はシスコンだが、実は妹の紫乃も重度のブラコンだったりする。


 だがそれも、苦しい生活を二人で乗り越えてきたからこそ現れる、硬い絆とも言うべき一種の愛情からきているところがあるのだろう。


 そもそも、いつ殺しに掛かってくるか分からない神眼者という女性達相手に恋心を抱けるほど悠長な人間で無いと、ある意味本人はまともなことを自負している。


 ネットワーク社会がより発達化したこの時代において、今時の同じ若者と比べると視力が非常に高い傾向にある。

(殆ど……と言うより、電子端末を滅多にイジることが無く、あっても必要最低限にしか触らないぐらい、今時の子供にしてはかなり珍しいタイプをしている)


 意外と勉学の方はそこそこでき、こんなデスゲーム続きの人生に見舞われながらも、学年では平均以上の成績を保持している。


 ちなみに彼がEPOCHで《神眼者リスト》に中々目を通せていないのには、毎日のように生活費のやりくりを考えたり、常日頃からの家事やアルバイトで時間に追われながら、進学する為にも学業は疎かには出来ず、その上で生き残る為にゲームを行わなかったりと、とてもそれに目を通している時間が無いというのが理由として挙げられる。

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