第27話 サイドペスモルトゥム

 レベルを上げるための方法を模索して、彼は何か利用できるものは無いかと、周辺の探索を行っていた。


 見事に何もないですね。このままでは自然に経験値が増えるのを待つしか、レベルを上げる手段がない。

 最初に戦闘系のスキルを取得したのは間違えだったのかもしれんな。

 ん?あれは蠅のか・・・、


 ディプテラは自分がペスモルトゥムに気付かれているとは露も思わずに、空中を移動していた。


 う~ん、他に何かやることも無し、少々後を追ってみるか。

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