第68話 直紀さんも食べたい絵理奈の味噌豚骨。
私はここ最近、一風堂風の味噌豚骨汁が東急ストアで販売されている事に気き、それを購入してその上で
たしか、味噌豚骨にあるあの辛い部分は間違いなく豆板醬かXO醬の可能性があると私は読んでいた。
何故、そういえるかというと豆板醬かXO醬じゃないとあのとろみのある辛さを実現できないからだ。
故に私はそれについて考えていた。
因みに矢島製麵所製のラーメンは乾麺として届くらしく、どうやら添加物を抑える為に、そういう製法で行ったと私は思う。
いわば天日干しで干した乾麺だ。
確かに生麺だと輸送する際に防腐対策の為に添加物や保存料を使用してしまう傾向がある。
それは輸送などで使用しないと痛む危険性があると私は読んでいるためだ。
故に、それを防ぐ為に天日干しで乾麺を行うのは非常に大事だと私は思っていた。
「おっ。絵理奈ちゃん。今日は何を作っているの。」
「そうだね。今日は直紀さんに一風堂風の味噌豚骨ラーメンを食べさせてあげようと思うの。それでよいでしょ。」
「あぁ、絵理奈ちゃんが作った料理なら俺も温まるし、何より絵理奈ちゃんのお腹の中が温まって君の小腸や大腸も喜んでくれる。」
「ふふっ。本当に直紀さんは私の事がすきなんだね。」
「あぁ。こうして君は死ぬことができず、閉経も来ない。それはずっと生理痛が来る事を意味すると絵理奈ちゃんが温まると非常に嬉しくなるな。」
「うん。そして、保存料や甘味料は体に良くないからそれを極力避けて、糖質ゼロの食品は買わない様にするの。」
「成程。甘味料は非常に危険だね。糖質ゼロとか言いながらも非常に危険な臭いがする。」
「だから、日中は基本的に砂糖や牛乳を入れないお茶、紅茶、水、ブラックコーヒーなどが非常に有効だと私は思っているからね。」
「なる程。確かにダイエットなら砂糖や牛乳を抜きにしながら飲むものも基本的にお茶系やブラックコーヒー、水に制限する事が非常に大事なのは良くわかるな。」
「勿論だよ。直紀さん。」
「やっぱり絵理奈ちゃんは俺に負け字劣らず、料理や健康に関して詳しいね。」
「うん。ありがとう。直紀さん。」
私は直紀さんに褒められると非常に嬉しくなり、私の体がそれで暖かくなると更に感じた。
「で、ラーメンの乾麺は麺の硬さで選ぶ必要があるから気を付けなよ。」
「うん。勿論。」
「例えば、バリ硬の面を水に戻すなら8分位が丁度良い。」
「8分は短いけど、長くすると面が水分を吸収して伸びるから非常に危険だといいたいでしょ。」
「あぁ、その通りだ。」
ラーメンを水に入れる事件で柔らかさが違う話を聞くと確かにラーメンの戻し方で硬さが異なる話はあながち合っていると感じた。
確かに水をつけすぎるとラーメンは伸びる可能性があるからそれを防ぐ為にも8分位、水につけてバリ硬を味わう必要があると思った。
「で、ラーメンは味噌豚骨は一風堂から購入したものだろ。」
「うん。そうだよ。」
「因みに俺のボルシチラーメンは体内食堂でしっかりと温めた特製のボルシチだ。」
「成程。ボルシチラーメンは特別な食材は使っていないが、ラーメンをいられるように工夫され散るわけか。」
「そうだ。ボルシチの場合は堅い食材もあるからバリ硬が非常にあっているんだ。」
「成程。」
つまり、ボルシチみたいに硬い食材がある料理に中華麺を入れるならバリ硬が丁度良いと彼に教わったのでそれを今度は実証しよう感じた。
それから私は味噌豚骨のスープを鍋に入れてラーメンを入れる準備を図った。
そして、8分が経ち、これからラーメンを水切りして少しゆでた。
ラーメンが茹でている間、私は具材の調理を行った。
まず、ネギ、角煮、玉ねぎを切り、それをトッピング材料として別の更に移した。
それからラーメンと汁ができるまで待った。
「直紀さん。これで、ラーメンはできるの。」
「あぁ、ボルシチラーメンとは製法が異なるが、味噌豚骨ラーメンが完成したら七味唐辛子を入れるんだ。」
「何故、七味唐辛子を入れる必要があるの?」
「七味唐辛子を少し入れるだけで食欲だけでなく体を温める効果があるんだ。」
「成程。」
私は七味唐辛子を入れる必要があるのは体を温める必要がある為だと思うと非常に納得がいく内容だった。
確かに七味唐辛子は体を温める上で非常に優れた効能を持ち、みそ汁やカレーにもこれを入れる事で非常に体を温める効果があるものだと理解していた。
つまり、体を温める効果を出す為に、七味唐辛子を入れる理由が何気にわかった気がした。
それから麺を味噌豚骨の汁に投入してゆで終わったら七味唐辛子を投入して、ラーメン鍋に入れてから麺を切ってこれから一風堂味噌豚骨ラーメンを完成した。
そして食べる際に、豆板醬を投入すれば適度な辛さと体を温める効能を持つ為、それを応用しながら私は直紀さんと共に味噌豚骨ラーメンを頂いた。
「凄い。硬いけど、その硬さの中に暖かさと南国みたいな世界観が生み出される。」
「あぁ、絵理奈ちゃんも非常においしいラーメンを食べるなんて幸せだ。こんな暖かいラーメンを絵理奈ちゃんと共に食べれるとは、俺は非常に嬉しくて最高だ。」
直紀さんと共に楽しんだ私はラーメンを頂いてこれからラーメンの調理について考えた。
そうすればこの大量在庫になった乾麺を上手く消費できると思うとそれで納得する側面があると感じたからだ。
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