第51話 少女はネバネバカレーを作る
私は今日、熱い夏を凌ぐ為に納豆、オクラ、
「
「うん、ネバネバしているものは粘膜を保護する役割を持つし、身体の炎症を防ぐ役割があるあるからだろ。」
「ふふっ。
「まったく、お姉ちゃんは自分自身の身体が墓守女子だからといって凄く自身過剰になっているな。でも、そうやって腹をくくると熱中症になって、倒れ込むかもな。」
「どういう事なの?」
「姉ちゃん。墓守女子は癌や細胞の病気にはならないし、死や老い、閉経も来ないが生理痛や熱中症とかは普通に来るし、倒れたら仮死状態になる事もしばしある。でも、死なないだけまだ良いと思わないといけないよ。」
「そうなんだ。でも、やっぱり私の身体を大事にしたい思いが柚弦にもあるんだと思うと私は嬉しいな。」
「うん。そうだね。」
私と
すると…
ピンポーン!!
「
「うん!!」
私は
すると…、
「エリぽん。こんにちは。」
「
「
「
私は
「じゃぁ、
「うん。良いよ。」
「あぁ、俺も姉ちゃんがバリキャリだから料理を作らなければいけないからな。でも丁度、料理の手伝いをするから俺も混ぜてくれないか。」
「うん。」
私は料理を作ろうと思い、これからネバネバカレーを作る準備をした。
「
「
「全部、切ってしまうと
「そうなんだ。そんな事があると私も知らなかった。」
「へへっ。そうだろ。でも、
「ふ~ん。中々だね。
「ふふっ。で、皮の少し手前まで削り残りの皮も切ってサイコロ上に残しておくと良いぞ。」
「は~い。ありがとう。
私は
************
その頃、
「
「了解。
「うん、教えてもらったよ。彼女は創作寿司も制作しているからその際に、オクラや
「へぇ~。」
意外と
**********
それから水と赤ワイン、更にはチャツネを用意してこれからカレー調理に移行する準備を整えた。
今回は水がない上、
当然、
それからジョイカレースパイシーブレンドとチョコレート、七味唐辛子を入れて、カレー状になってから納豆と
幸い、ネバネバカレーなので肉を投入する必要がなかったので調理はすんなり進み、ネバネバカレーが完成した。
**************
「これがネバネバカレーなの?」
「あぁ、ネバネバカレーだ。」
私達はそのカレーを食べたい意思が出た為か、唾液を飲むようにゴクリとした。
***************
そしてネバネバカレーライスを用意した後、私達はネバネバカレーを食べた。
すると…、
「うまい。辛みがあるのに、それを和らげる力があって、粘膜を護る様に絡みを味わえる。まるで地獄を解放させない痛みを作る様で凄く嬉しい。」
「あぁ、そうだな。
「うん。
「姉ちゃんのお腹の中にカレーが埋まってそれがお墓の土になるのは良いかもね。」
「
「うっ。うん。ごめん…。」
こうして私達は楽しみながらネバネバカレーを頂いきながら今を楽しんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます