第41話 少女は、ロシアW杯でタフチーンを頂く。
今年はロシアW杯が開催される。
その前に行われた神奈川県知事選では立憲自由党・日本共産党・社会民主党・立憲国民党が推進する池山奈緒候補が当選して、神奈川県では米軍基地が少しずつ消えてゆくと感じた。
一方、世間ではロシアW杯がムードであり、グループBの試合ではスペインVSイラン、ポルトガルVSイランの試合が監督の判定ミスの影響で無効試合になり、これ以外の予選試合は終わり、これからが正念場だと感じた。
「直紀さん。サッカーのイランの試合は不正試合なのは本当なの?」
「あぁ、イランのVSスペイン及びイランVSポルトガルの試合はどう見ても監督に不正試合の影響で非常に怪しかった。審判の不正がなければイランが1点入れてたからな。」
「そうなんだ。直紀さんは相手の行動を読むのが上手いんだね。」
「あぁ。」
私はあまり、サッカーが好きじゃないので詳しくは分からないし、直紀さんもあまりサッカー好きの雰囲気に見えない。
それでも直紀さんはその雰囲気に真剣さを感じた。
「それで今日は、
「えっ、
「当然。だから作るしかないんだよ。」
「そうなんだ。」
私は少し気になる部分がありながら、これから本格的にタフチーンの作成する準備をした。
*********
まず、タフチーンの材料は…、
国産米…1kg
鶏肉…2kg
水抜きしたヨーグルト…1kg
お湯に溶かしたサフラン…小さじ1杯
卵…3個
油、塩、コショウ…少々
「これだけで料理が出来るのはある意味簡単だね。」
「あぁ、そうだ。イランの国営メディア『PARSTODAY』から抜粋したレシピだ。」
「へぇ~。そうなんだ。イランの国営メディアでも料理の特集するのは嬉しいね。」
「あぁ、そうだな。」
私はこれからタフチーンを作る準備をしたくてしょうがなかった。
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「では、始めるぞ。まずは鍋に水と肉を入れ、水分がコップ1杯になるまで煮るんだ。」
「了解。そして煮えたら肉は取り出せばよいでしょ。」
「うん、わかっている。」
私はその手順を進めながら鶏肉を煮始めた。
「そして、煮えた肉を入れる準備として準備としてサフラン小さじ一杯、塩胡椒少々、卵黄3個分をヨーグルトと混ぜる準備するんだ。」
「了解。」
私は煮えるまで時間がかかると思いながら、肉をいれる準備を始める事にした。
「勿論、まんべんなく混ぜて、良く煮える様にするんだ。」
「了解。」
「そして、卵白は生クリームとして処理するからそれは安心しろ。」
「了解。では、準備するよ。」
と言いながら、これから肉を入れるヨーグルト漬けを始めると凄く楽しかった。
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それから、約10分位が経ち…、
「よし、肉が煮えてきたぞ。」
「了解。これから漬けるね。」
こうして煮えた肉は調理したヨーグルトに肉を漬けた。
「そして肉を付けている間。鍋と水と米を入れて火をかけろ。」
「了解。」
「そして、コメは少し芯が残った状態で笊に挙げるんだ。」
「了解。」
私はこれから炊き立てのご飯をこうやって調理できるのは凄く良いと思いながら、これからワクワクした。
***********
それから10分が経ち…、
「それからオリーブ油大匙3杯、肉を漬けていたヨーグルト液をお玉に1杯、そしてお米をお玉3杯分、混ぜておてくれ。」
了解。
お米がある程度たけたのでこれからヨーグルト液、オリーブ油、お米を混ぜ,この米が凄く美味しくなると思った。
そして、混ぜたお米はテフロン加工の鍋で注ぎ、スプーンで表面を滑らかにし、暫く置く事にした。
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それから40分が経ち…、
「よし、肉と米を交互に重ねる作業を数回繰り返せ…、」
「了解。それでいくつかの層にすれば良いんだね。」
「あぁ、そうだ。」
私は肉と米を交互に乗せて数回繰り返して同じ層になった。
「最後は、肉汁とオリーブ油4杯を容器に残ったヨーグルト液を混ぜて表面に注ぎ、180度のオーブンで1時間ほど、焼成するぞ。」
「うん。」
こうして、タフチーンをの原型をヨーグルト液と混ぜて、表面を覆わせて、オーブンに焼成して、1時間以上、焼成した。
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そして最後は鍋を裏返しにして、最後に生クリームを上に乗せて完成した。
「これが直紀特製のタフチーンだぞ。」
「おぉ、凄く美味しいね。」
「そうだろ。サフランで黄色くさせる事でその見た目とは裏腹に凄く美味しい料理であると同時にムスリム料理として有名なんだ。」
「どういう事…、」
「ムスリムではハラルした料理じゃないと肉食は禁じられているんだ。」
「そうなんだ。だから豚肉だけが禁止されているのでなく、特殊な調理をしないといけないのはその為なんだね。」
「あぁ、そうだ。」
私はその情報で凄く分かりやすく又、食べたいと思うとなるとどういう料理なのか楽しくなってきた。
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それからしばらくして…、
ピンポーン。
「こんばんは。」
「おぉ、直紀さんと絵里奈ちゃんじゃあいか。」
「
私はこうして
「絵里奈ちゃん。凄く、いい顔しているね。」
「うん。」
と言いながら、私は原田さんをリビングまで誘い、直紀さんと共にタフチーンを用意した。
「おぉ、これがタフチーンか。」
「うん。そうだ。原田先生、何か情報を得たか。」
「あぁ、戦争は軍需産業の金儲けの為にしている事実が明らかになったぞ。」
「そうか。やはり戦争には軍需産業がないと成り立たない訳か。良い話だった。」
「では、食べましょうか。」
私は雑談しながら、タフチーンを口に頬張った。
すると…、
「凄い。まるで砂漠の民を生かす為に作られた素晴らしい遊牧民の味がする。」
「凄い。イランというペルシャ民族がアメリカを批判する為の出る味だ。」
「凄い。アメリカを反発したイランの料理だ。」
これがタフチーンの良さを感じながら食べたくなると思うとまた料理したいと感じた。
「原田さん。凄く美味しかったでしょ。」
「あぁ、美味しかったぞ。」
こうして、私はタフチーンを又、作りたいと思った。
同時に
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