三十路の私が異世界に転移したらイケメンだった件について
オレンジラフランス
プロローグ
第0話 はじまり
今日、12月25日はクリスマスだ。
外は寒いのにクリスマスでお祭り騒ぎだ。
そんな中私は、会社の中でパソコンのキーボードを打ち続けている。もう三十路なのにクリスマス一人身で可哀想とよく言われるが30年生きて一度も彼氏などできたことがないしもう結婚など諦めている。自分には仕事しかやることがないので仕事をし続けてきたがもうさすがに限界かな、めまいがしてきた。
さすがにもう帰ろうと思ってパソコンをシャットダウンさせようとしたその時パソコンに何やら文字が文字が入力されていく
「なになに……あなたは異世界に行きたいですか? もう駄目だ……幻覚まで見えてきたよ。」
幻覚を気にせずパソコンをシャットダウンさせようとしたがまた更にパソコンに文字が入力されていった。
「今度は何よ……YES or NO ?」
私はなぜか泣いていた。
「いけるもんなら行きたいわよ!」
と怒鳴りつけるとパソコンの画面が真っ白に光りだした。そしてその光はだんだん強くなっていって私は目を腕で覆い隠した。
もうそろそろいいかなと思い覆い隠していた腕をよけ、目をあけるとそこには見たことのない世界が広がっていた。
そして疲れのせいか謎の光景にびっくりしたのか私は気を失った。
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