【完成しないのが、また美しいので。】

 僕は小説家を目指しているわけではない。別に国語が得意とか好きとかそういうわけでもない。実際自分は理系脳だし、文を書くよりも絵を描く方が好きである。実力でいうなら、絵の方は県の大会で幾つか賞をもらったことがある。しかし、詩や散文を書くと全然である。それなのに、私は小説を書いている。なぜだろうか。理由の一つに、新しいことをしてみたいっていうのはあった。でも、作文を作るのは小学校でもやっていたから決して初めてではない。じゃあなんで小説を書くのか。わからない。正直今の僕はわからない。書かなくても別にいい。でも書いている。なぜだろうか。でも、この短編集を書いてから、物の見方や色々な世界が見えてきたと思う。でも、それでもまだ足りない。自分が見たいものはなんなんだろう。自分が好きなものはなんなんだろう。それを知りたい。でも、最後までは知らなくていい。


だって、「完成しないのが、また美しいので。」








作者から


 この度は、短編「完成しないのが、また美しいので。」のPV数が100を超えました。ありがとうございます。さらに、現代ドラマの週間ランキングで8位にも入れさせていただきました。ありがとうございます。これからも精一杯執筆させていただきます。何卒、応援宜しくお願いします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る