家を作る
暖を得る とっさの防寒
寒い。そんな時は着込むことが必要。とはいえ着の身着のままで逃げ出した、なんて場合はどうしよう。
街中であればコンビニなどで新聞と上下が分かれている雨具(レインジャケットとレインパンツ)を入手しよう。
防寒の基本は断熱と風の遮断。レインウェアの下にシワをつけた新聞紙をつっこもう。新聞紙と空気が断熱材に、レインウェアが防風に役立ってくれる。
タオルなどがあれば首や頭に巻いて放熱を防ぐ。頭はけっこう熱を放出しやすい部位だ。五分刈りやスキンヘッドにしたことがあれば分かると思う。
服が濡れている?
そんな場合は暖を取れる場所に移動し、すぐに服を脱いで絞ろう。暖が取れる場所がない? その場で脱いで脱水優先。寒いが、体温を奪われた後ではまともに動くこともできなくなるぞ。体力があるうちにやっておけ。
座って救助を待つ場合、接地面から体温を奪われる。地面に触れる場所にはダンボールなり古雑誌なりを敷いて座ろう。
座った後は手の指を脇の下に。トレインスポッティングのポスターみたいにね。
末端からの放熱は結構馬鹿にならない。
頭もそうだが指先も毛細血管がいっぱいある。そこからどんどん熱を奪われる。
吹きさらしでもなければ体力があるうちに寝た方がいい。雪山で「寝たら死ぬぞ」なんてシーンはありきたりだが、体力があるうちで保温がある程度できていれば寝た方が助かる場合も多いと聞く。
寝不足は体力と思考力を奪う。サバイバルが必要な状況でこれは致命的だ。
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