第12話 監禁生活四日目昼
…そろそろ、おかしいんじゃないかと思い始めたんだが、
まず、一人暮らしで、親も同居人もいない俺が、こんな連日寝過ごしていては、
風紀委員にマークされることは確実だ。
もしかすると、夕食に、睡眠薬でも入っているんじゃないだろうか、
ただ、俺が寝過ごしているだけってのはあり得るが、今日は、夕飯気をつけて食べてみるか、
だが、1日目は、カップヌードル、
二日目は、コンビニの地味に高いラーメン
三日目は、三井お手製の肉じゃが
どれも、先に三井が開封しているため、睡眠薬を盛ることはできるだろう。
問題は、それをどうやって避けるかだ、
ただ、どこぞの名探偵ではないのだから、睡眠薬を避ける方法など、知る由もない。
こうなったら、意地でも避けてやる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます