第10話 監禁生活三日目 昼

昼になると、三井が帰ってきた。

昼は、コンビニに売ってある、ハンバーグだった。


「な、三井」

「はい、何でしょうか、」

「監禁っていつまで続くんだ?」

「…」

「…、さすがにお前も、ずっとは無理なんじゃないのか?」

「…ごめんなさい。」

「謝るな、」

「でも、先輩といると、安心します。」

「俺は、精神安定剤じゃないぞ。」

「はい、わかってます。…わかってますが、ずっと一緒にいてほしいとさえ思ってしまって。」

「…」

「…ごめんなさい。」

結局、そう言って三井は部屋から出て行ってしまった。

あのとき、なんて言ってやればよかったんだろうか、

ずっと一緒にいてやるとでも言ってやればよかったんだろうか、

でもそれじゃあスッキリしないというか、まだ何か大切なことが解決していない気がする。

三井は何で俺を監禁しようと思ったんだろうか、

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